鹿児島県薩摩半島をほぼ網羅するかたちで13河川を選定し,オニヌマエビ属とAustralatya属の出現と分布を2016年に調べた.その結果,半島南西部の久志川でのみオニヌマエビAtyopsis spinipes (New…
View More 鹿児島県薩摩半島におけるオニヌマエビおよびAustralatya obscura(十脚目 : ヌマエビ科) の出現と分布Blog
与那国島から得られた沖縄県初記録のキオビイズハナダイ
ハタ科イズハナダイ属Plectranthias Bleeker 1873は三大洋に分布し,一部の種を除き,深場の岩礁域に生息する小型魚類である(Randall, 1980).日本産ハタ科魚類をまとめた瀬能(2013)は日…
View More 与那国島から得られた沖縄県初記録のキオビイズハナダイ薩摩半島西岸から得られたヒメジ科魚類 2 種 :九州初記録のフタスジヒメジと鹿児島県初記録のコハクヒメジ
ヒメジ科魚類は日本から3属27種が報告されている(Yamashita et al., 2011;Motomura et al., 2012;波戸岡・土居内,2013;池田・中坊,2015;萬代ほか,2018a, b;小枝…
View More 薩摩半島西岸から得られたヒメジ科魚類 2 種 :九州初記録のフタスジヒメジと鹿児島県初記録のコハクヒメジ宮崎県大淀川水系から得られたオヤニラミ属魚類コウライオヤニラミ
オヤニラミ属Coreoperca Herzenstein, 1896は東アジアのみに局所的に分布し,全4種が知られている(Cao and Liang, 2013).このうち,我が国にはオヤニラミCoreoperca ka…
View More 宮崎県大淀川水系から得られたオヤニラミ属魚類コウライオヤニラミ薩摩半島西岸から得られた北限記録のセイタカヒイラギ
セイタカヒイラギLeiognathus equulus (Forsskål, 1775)は,インド・西太平洋に広く分布するヒイラギ科魚類の1種である(Woodland, 2001;瀬能,2013).ヒイラギ科魚類は近年,…
View More 薩摩半島西岸から得られた北限記録のセイタカヒイラギFirst record of Argulus coregoni (Branchiura: Argulidae), a skin parasite of freshwater fishes, from Kyushu, Japan
The argulid branchiuran Argulus coregoni Thorell, 1865 is reported based on two adult males from the dorsal sk…
View More First record of Argulus coregoni (Branchiura: Argulidae), a skin parasite of freshwater fishes, from Kyushu, Japanカスミサンショウウオの環境保全措置―室内実験―
カスミサンショウウオHynobius nebulosusは愛知県以西に生息する西日本を代表する止水性の小型サンショウウオ類であり,鹿児島県北部には本種の南限となる個体群の生息が知られており(鮫島,1999,鮫島ほか,20…
View More カスミサンショウウオの環境保全措置―室内実験―鹿児島県いちき串木野市観音ヶ池の護岸工事水抜きに伴う魚類相の現状把握
鹿児島県いちき串木野市に位置する観音ヶ池は,大里川水系重信川下流の農業用水を確保するためのため池であり,食糧増産が求められていた昭和初期に,いちき串木野市内のいくつかのため池と同時期(1937年)に築造された(平,201…
View More 鹿児島県いちき串木野市観音ヶ池の護岸工事水抜きに伴う魚類相の現状把握Brachiella thynni (Copepoda: Lernaeopodidae) parasitic on wahoo, Acanthocybium solandri, from off Japan, with an observation of its infection in the pectoral-fin axil of the host
The lernaeopodid copepod Brachiella thynni Cuvier, 1830 is reported based on two ovigerous females from a waho…
View More Brachiella thynni (Copepoda: Lernaeopodidae) parasitic on wahoo, Acanthocybium solandri, from off Japan, with an observation of its infection in the pectoral-fin axil of the host薩摩半島西岸から得られた分布北限記録のシラヌイハタ
シラヌイハタEpinephelus bontoides (Bleeker, 1855)は,西太平洋の熱帯・亜熱帯域に散在的に分布する標準体長50 cmに達する中型ハタ科魚類であり,本科魚類においては珍しく,成魚が河川の汽…
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