ツミAccipiter gularis (Temminck & Schlegel, 1844)は,夏鳥または留鳥として北海道から九州,奄美諸島と沖縄諸島でみられ,一方,亜種リュウキュウツミAccipiter gu…
View More 沖永良部島におけるツミの繁殖著者: 鮫島正道
カスミサンショウウオの環境保全措置-集水桝に設置した這い上がり用スロープの効果検証-
カスミサンショウウオHynobius nebulosusはこれまで西日本に広く生息する種であったが,2019年に細分化されたことで,福岡県から鹿児島県にかけて分布する九州地方における止水性の小型サンショウウオとなった(M…
View More カスミサンショウウオの環境保全措置-集水桝に設置した這い上がり用スロープの効果検証-喜界島におけるオニカッコウの夏期の観察記録
オニカッコウEudynamys scolopaceaは,カッコウ目カッコウ科に属するカッコウ類である.インドからフィリピンにかけての東南アジアに広く分布しており,多くの地域では留鳥であるが,中国南部では夏鳥として渡来する…
View More 喜界島におけるオニカッコウの夏期の観察記録カスミサンショウウオの環境保全措置―室内実験―
カスミサンショウウオHynobius nebulosusは愛知県以西に生息する西日本を代表する止水性の小型サンショウウオ類であり,鹿児島県北部には本種の南限となる個体群の生息が知られており(鮫島,1999,鮫島ほか,20…
View More カスミサンショウウオの環境保全措置―室内実験―川辺町勝目の希少淡水産紅藻オキチモズクの生育状況調査
鹿児島県薩摩半島の中央に位置する南九州市 川辺町勝目の多目的用水路で,希少淡水紅藻類の オ キ チ モ ズ ク Nemalionopsis tortuosa Yoneda and Yagi, 1940 の大規模な生育地が…
View More 川辺町勝目の希少淡水産紅藻オキチモズクの生育状況調査高速道路建設とカスミサンショウウオ生息地の環境保全措置-生息地分断と島状化現象への課題-
カ ス ミ サ ン シ ョ ウ ウ オ(Hynobius nebulosus) はサンショウウオ目サンショウウオ科に属し,愛 知県以西に分布する代表的な止水性のサンショウ ウオ類である(図 1).鹿児島県出水平野は国内 …
View More 高速道路建設とカスミサンショウウオ生息地の環境保全措置-生息地分断と島状化現象への課題-アナグマの被害に対する河川堤防の保全策
アナグマ Meles meles は,ヨーロッパから極東 までのユーラシア北部に広く分布し,日本では, そ の 亜 種 で あ る ニ ホ ン ア ナ グ マ Meles meles anakuma が本州,四国および九…
View More アナグマの被害に対する河川堤防の保全策鹿児島に生息する毒蜘蛛コマチグモ類の観察—身近な生きものに強い幼児教育者養成 —
幼児教育の専門分野に領域「環境」がある.幼 稚園教育要領ならびに保育所保育指針によれば, 子どもたちが自然に触れることの重要性につい て,三つの視点が述べられている.それらは,「① 自然環境で元気に遊び,心も体も健康に.…
View More 鹿児島に生息する毒蜘蛛コマチグモ類の観察—身近な生きものに強い幼児教育者養成 —鹿児島の陸生ヘビ類の分布と生態
生態系の中で動物は被食者と捕食者の関係でつ ながり,食物連鎖や食物網をつくっている.ヘビ 類はその中で,二次もしくは三次消費者として重 要な位置を占めている.また環境の変化に敏感に 反応するため,その生息状況は環境の自然…
View More 鹿児島の陸生ヘビ類の分布と生態川内川曾木分水路の自然再生の現状― 河道掘削竣工後のエコシステムの回復 ―
近自然河川工法(多自然型川づくり)は, 人間の利便性を地球環境や生命に配慮しながら実 現しようとする試みのひとつであり,「自然と人 との共生」を目指している.本調査の目的は,竣 工後のエコシステム(河川生態系)回復状況の…
View More 川内川曾木分水路の自然再生の現状― 河道掘削竣工後のエコシステムの回復 ―