ヒメジ科ヒメジ属Upeneusは,背鰭棘数が7–8であること,鋤骨と口蓋骨に絨毛状歯をもつこと,第2背鰭と臀鰭の基底部に小鱗をもつこと,吻長が眼後長より短いかほぼ等しいこと,および尾鰭に斜線があるか側線に沿う縦帯があるこ…
View More 鹿児島県本土と大隅諸島から初めて記録されたヒメジ科魚類ヨスジヒメジVOL.: Vol.44
ニザダイ科魚類ナガテングハギモドキの鹿児島県薩摩半島と種子島からの記録
ニザダイ科テングハギ属Naso魚類は,世界で20種が有効とされており(Randall, 2001, 2002; Johnson, 2002; Ho et al., 2011),日本からは16種が知られている(島田,201…
View More ニザダイ科魚類ナガテングハギモドキの鹿児島県薩摩半島と種子島からの記録種子島近海から得られたシマガツオ科魚類リュウグウノヒメの記録
シマガツオ科魚類Bramidaeは日本近海から6属10種が知られ(波戸岡・甲斐,2013; Hibino et al., 2014),そのうちツルギエチオピアTaractes rubescens (Jordan and …
View More 種子島近海から得られたシマガツオ科魚類リュウグウノヒメの記録薩摩半島から得られた鹿児島県初記録のクロタチカマス科魚類フウライカマス
スズキ目クロタチカマス科のフウライカマスNealotus tripes Johnson, 1865は世界中の暖海に広く分布する.一般的に体長15 cm程度,最大でも25 cmの小型種であり,ハダカイワシ科魚類などの小型魚…
View More 薩摩半島から得られた鹿児島県初記録のクロタチカマス科魚類フウライカマス鹿児島県初記録のタチウオ科魚類カンムリダチ
タチウオ科魚類Trichiuridaeは日本近海に13種が分布することが知られ(中坊・土居内,2013),そのうち鹿児島県内からはナガユメタチモドキAssurger anzac (Alexander, 1917),ユメタ…
View More 鹿児島県初記録のタチウオ科魚類カンムリダチ住用マングローブ林における底生生物の分布
マングローブは熱帯・亜熱帯の河口汽水域に生育する耐塩性植物の総称であり,それによって形成される林のことをマングローブ林という.陸域から海域への移行帯(エコトーン)を形成し,それぞれの地に適応した特徴的な生物が生息する場と…
View More 住用マングローブ林における底生生物の分布鹿児島県沿岸域で漁獲されたヘダイに寄生していたタイノヒトガタムシLernanthropus atrox (カイアシ亜綱ヒトガタムシ科)
The lernanthropid copepod, Lernanthropus atrox Heller, 1865, is reported based on two adult females from the g…
View More 鹿児島県沿岸域で漁獲されたヘダイに寄生していたタイノヒトガタムシLernanthropus atrox (カイアシ亜綱ヒトガタムシ科)トカラ列島臥蛇島の鳥類相
トカラ列島は,鹿児島県の屋久島と奄美大島の間に位置し,有人島7島,無人島5島からなる島々にて構成されている.これらの島々は,日本本土と奄美大島,沖縄,東南アジア地域を行き来する鳥類にとって,季節的な渡りを行う際の重要な中…
View More トカラ列島臥蛇島の鳥類相鹿児島県八房川の感潮域上部から淡水域における魚類相
八房川は鹿児島県北西部を流れる総延長約19 kmの中規模河川で,中岳北斜面からほぼ南西流して東シナ海に注いでいる(池・君付,2001).河道は上流から中流にかけて数十mの深さの谷を刻みながら流れ,小刻みに蛇行して下流の沖…
View More 鹿児島県八房川の感潮域上部から淡水域における魚類相鹿児島県から得られたイサキ科魚類ヒレグロコショウダイの記録
イサキ科コショウダイ属Plectorhinchusは,背鰭棘を11本以上そなえ,背鰭軟条数が14–22であること,側線上方横列鱗数が10–17であることなどによって特徴づけられる(McKay, 2001).本属魚類は日本…
View More 鹿児島県から得られたイサキ科魚類ヒレグロコショウダイの記録