ウツボ科キカイウツボ属Scuticariaは,肛門が体中央部よりはるかに後方に位置する,尾部が非常に短い,不対鰭が不明瞭で,尾部の後端部にのみ存在する,両顎に2列の鋭い円錐歯列をもつ,および前鼻孔と後鼻孔が筒状であること…
View More モヨウキカイウツボの奄美群島からの初めての記録,本種の国内における分布記録の再検討,および水中写真に基づくUropterygius cf. polyspilusの記録著者: 本村浩之
平島から得られた標本に基づくトカラ列島初記録のヒゲニジギンポ
ニジギンポ族(Nemophini)は底生生活をおこなう種が多いイソギンポ科魚類の中で,鰾を有し遊泳生活をおくることが知られており,世界の暖海に5属50種以上が知られている(村瀬,2018).ヒゲニジギンポ属Meiacan…
View More 平島から得られた標本に基づくトカラ列島初記録のヒゲニジギンポ奄美大島から得られた奄美群島初記録のミカヅキツバメウオ
ミカヅキツバメウオPlatax boersii Bleeker, 1853は,日本からインドネシアにかけての西太平洋に分布するマンジュウダイ科魚類である(岸本ほか,1988;岸本,1997;Heemstra, 2001;…
View More 奄美大島から得られた奄美群島初記録のミカヅキツバメウオトカラ列島平島から得られたネコザメ
ネコザメ科魚類Heterodontidaeはインド・汎太平洋の暖海に1属9種,日本国内においてはネコザメHeterodontus japonicus Maclay and Macleay, 1884とシマネコザメHete…
View More トカラ列島平島から得られたネコザメ奄美大島から得られた琉球列島初記録の黒褐色を呈するハモ
ハモ科Muraenesocidaeは紅海を含むインド洋および西太平洋の温帯から熱帯域に広く分布し,日本近海からは2属4種が知られている(波戸岡,2013).そのうちハモMuraenesox cinereus (Forss…
View More 奄美大島から得られた琉球列島初記録の黒褐色を呈するハモ種子島から得られた琉球列島初記録のクサカリツボダイ
カワビシャ科ツボダイ属Pentacerosは3大洋に広く分布し,日本国内からはツボダイPentaceros japonicus Steindachner, 1883とクサカリツボダイPentaceros wheeleri…
View More 種子島から得られた琉球列島初記録のクサカリツボダイ大隅諸島種子島から得られたアジ科の稀種アンダマンアジ
アジ科ヨロイアジ属Carangoidesは第1鰓弓上の鰓耙数が20–31であること,背鰭と臀鰭が糸状に伸長しないこと,背鰭と臀鰭に付随した小離鰭がないこと,腹部に溝がないこと,両顎に歯帯を備え,鋤骨と口蓋骨に歯を有するこ…
View More 大隅諸島種子島から得られたアジ科の稀種アンダマンアジ薩摩半島西岸から得られた鹿児島県初記録のホシヨウジと九州沿岸初記録のホソウミヤッコ (ヨウジウオ科 : ウミヤッコ属)
ヨウジウオ科ウミヤッコ属Halicampusは,躯幹輪数が13–18,総体輪数が39–56,背鰭軟条数が16–26,胸鰭軟条数が10–20,躯幹部と尾部の上隆起線が不連続,および躯幹部中央隆起線と尾部下隆起線が連続するこ…
View More 薩摩半島西岸から得られた鹿児島県初記録のホシヨウジと九州沿岸初記録のホソウミヤッコ (ヨウジウオ科 : ウミヤッコ属)薩摩半島南西岸から得られたオオクチイケカツオの日本における 3個体目の記録およびブリハダムシの新たな宿主事例
During ichthyofaunal surveys of from Kagoshima Prefecture, Japan, a single adult specimen (534.0 mm standard l…
View More 薩摩半島南西岸から得られたオオクチイケカツオの日本における 3個体目の記録およびブリハダムシの新たな宿主事例薩摩半島南端から得られた標本に基づく九州初記録のキテンハタ
キテンハタEpinephelus bleekeri (Vaillant, 1878)は,インド・西太平洋に広く分布するハタ科魚類である(Randall and Heemstra, 1991).日本国内においては大隅諸島種…
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