南大隅町佐多伊座敷沖から得られた鹿児島湾初記録のキビレカワハギ

カワハギ科ウマヅラハギ属Thamnaconusは,雌雄ともに背鰭と臀鰭の前方が長く後方で短くなること,第1背鰭棘後側面の棘が側方を向くあるいは消失していること,腹鰭が腰骨の後端に位置すること,鞘状鱗が腰骨の後端に位置する…

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2023年に行われた伝統行事「小村新田のハンギリ出し」の当日に得られた魚類11種

鹿児島湾奥部に位置する霧島市国分広瀬の干拓地帯には沿岸部に長い潮遊池が存在する.この潮遊池は「ツブシ」と呼ばれており,毎年8月16日に精進落としとして「ハンギリ出し」と呼ばれるボラ科魚類(エッナと呼ばれる)を漁獲して酢味…

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鹿児島湾北西部の白浜海岸から得られた絶滅危惧種イドミミズハゼ

鹿児島湾北西部沿岸は,姶良カルデラ壁により比高200 mを超える山崖の直下にあり(小林ほか,1977;坂梨・徳重,2022),約12 kmにわたり急峻な岩礁性海岸が続く(Fig. 1).この急峻な沿岸は水平方向に潮間帯が…

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