三国名勝図会は,江戸時代後期に薩摩藩10代藩主島津斉興の命によって編纂された地誌である.薩摩藩の領内である薩摩国,大隅国及び日向国の一部について,地史や名所,その由来や名産物を記載しており,橋口兼古,五代秀堯,橋口兼柄ら…
View More 三国名勝図会に記載された江戸時代の鹿児島湾における水産物VOL.: Vol.48
鹿児島県万之瀬川における淡水産コエビ類の分布
日本では33種の淡水産エビ類(ヌマエビ科23種,テナガエビ科10種)が生息している.その中でもテナガエビ類は地域によっては漁獲や養殖などが行われており,ヌマエビ類は釣りの生き餌や観賞用として利用されている.鹿児島県では,…
View More 鹿児島県万之瀬川における淡水産コエビ類の分布鹿児島県出水市高尾野川河口から採集された南限記録となるユメユムシ(環形動物門:ユムシ類)
A single specimen of the thalassematid echiuran, Ikedosoma elegans (Ikeda, 1904) was collected from a sand-mud…
View More 鹿児島県出水市高尾野川河口から採集された南限記録となるユメユムシ(環形動物門:ユムシ類)桜島転石海岸における底生生物群集の空間変異
Intertidal benthic communities were surveyed at Hakamagoshi coast of Sakura-jima Island. This coast is include…
View More 桜島転石海岸における底生生物群集の空間変異鹿児島湾喜入のマングローブ林干潟において破壊された干潟表面に生息する巻き貝相の12年間の回復過程の分析
鹿児島県鹿児島市喜入町愛宕川支流河口干潟である喜入干潟において,2010年の防災道路整備事業による干潟破壊が巻貝類の生活史にどのような影響を与えているかを約10年間にわたって追跡調査してきた.本研究では,過去の報告と比較…
View More 鹿児島湾喜入のマングローブ林干潟において破壊された干潟表面に生息する巻き貝相の12年間の回復過程の分析鹿児島県奄美市北部から中央部,鹿児島市北部,および鹿屋市南部における都市化による陸産貝類相への影響
都市化による陸産貝類相への影響を調査研究した.都市化が陸産貝類群集に与える影響を調べるために,周辺の開発度合いが異なる鹿児島県の3つの地域,計10地点で陸産貝類の採集と分析を行った.採集の結果3目16科33属50種145…
View More 鹿児島県奄美市北部から中央部,鹿児島市北部,および鹿屋市南部における都市化による陸産貝類相への影響鹿児島県鹿児島市および長崎県島原半島東部の田園地帯における 陸産貝類を用いた環境評価
島原市南部の3地点,南島原市北部の2地点と鹿児島市の田園5地点の間で陸産貝類相を用いた環境評価の比較を行った.全調査地10地点で計2目10科22属25種の陸産貝類が採取できた. 類似度をもとにしたデンドログラムは2グルー…
View More 鹿児島県鹿児島市および長崎県島原半島東部の田園地帯における 陸産貝類を用いた環境評価鹿児島市山林部おける陸産貝類の分布
鹿児島市の山林部地域の陸産貝類の分布を把握するために,鹿児島市内の山林10カ所で陸産貝類のサンプル調査を行った.調査の結果,2目10科22属24種計1280個体の陸産貝類を確認することができた.調査地点間の陸産貝類相の類…
View More 鹿児島市山林部おける陸産貝類の分布三重県内の漁港に落ちていた魚類寄生虫,ソコウオノエCeratothoa oxyrrhynchaena(等脚目ウオノエ科)
An ovigerous female of a marine fish buccal-cavity parasite Ceratothoa oxyrrhynchaena Koelbel, 1878 was accide…
View More 三重県内の漁港に落ちていた魚類寄生虫,ソコウオノエCeratothoa oxyrrhynchaena(等脚目ウオノエ科)鹿児島湾におけるカヤノミカニモリ(腹足綱:オニノツノガイ科)の殻の内部成長線解析
鹿児島市の桜島袴腰海岸において,カヤノミカニモリClypeomorus bifasciata (G.B. Sowerby II, 1855)(盤足目:オニノツノガイ科)のサイズ頻度分布とカヤノミカニモリの内部成長線を観察…
View More 鹿児島湾におけるカヤノミカニモリ(腹足綱:オニノツノガイ科)の殻の内部成長線解析