2014 年 9 月に薩摩半島南部に位置する鹿児島 県南さつま市の野間池沖で 1 個体のミナミミゾレ ウツボ Gymnothorax intesi (Fourmanoir and Rivaton, 1979)(ウツボ科)…
View More 鹿児島県薩摩半島沖から得られたウツボ科ミナミミゾレウツボの記録アナグマの被害に対する河川堤防の保全策
アナグマ Meles meles は,ヨーロッパから極東 までのユーラシア北部に広く分布し,日本では, そ の 亜 種 で あ る ニ ホ ン ア ナ グ マ Meles meles anakuma が本州,四国および九…
View More アナグマの被害に対する河川堤防の保全策鹿児島県北部とその周辺域におけるヤマネGlirulus japonicusの生息確認と分布
ヤマネ Glirulus japonicus は,本州,四国,九州 に分布する 1 属 1 種の日本固有種で,1975 年に 国の天然記念物に指定されている(金子,2005; Iwasa, 2009).生息域は低山帯から…
View More 鹿児島県北部とその周辺域におけるヤマネGlirulus japonicusの生息確認と分布Nature of Kagoshima, vol. 39, p. 131, fig. 6 の訂正
Nature of Kagoshima, vol. 39 に掲載された論文 『鹿児島県喜入干潟における海産巻貝ウミニナ Batillaria multiformis (Lischke, 1869)(腹足綱ウミ ニナ科)の…
View More Nature of Kagoshima, vol. 39, p. 131, fig. 6 の訂正インタープリテーションとしての「文学の力」― 小説「屋久島物語」でお伝えしたいこと ―
1954 年 鹿児島県日置郡日吉町(当時)生まれ 1977 年 熊本大学法文学部法学科卒業,鹿児 島県庁入庁 ※平成 12 年 4 月 –15 年 3 月(財)屋久島環境 文化財団勤務 2014 年 鹿児島県退職 所属団…
View More インタープリテーションとしての「文学の力」― 小説「屋久島物語」でお伝えしたいこと ―「鹿児島県昆虫・貝・植物・岩石展」の過去・現状と課題
これはおそらく全国的に見てもユニークな展 示会ではなかろうか.内容は小中学生,高校生た ちが作った標本コンクールである.最初に「昆虫・ 貝展」として戦前に始まり,大戦中と戦後 10 年 の中断はあったものの,昭和 30 …
View More 「鹿児島県昆虫・貝・植物・岩石展」の過去・現状と課題マルバハギとサツマハギの中間型
サツマハギ Lespedeza satsumensisi Nakai は磯間 山で採集された標本をもとに,新種として記載さ れた.その後,Hatusima (1967) は笠沙町野間岳か らナンゴクチョウセンヤマハギ L…
View More マルバハギとサツマハギの中間型鹿児島に生息する毒蜘蛛コマチグモ類の観察—身近な生きものに強い幼児教育者養成 —
幼児教育の専門分野に領域「環境」がある.幼 稚園教育要領ならびに保育所保育指針によれば, 子どもたちが自然に触れることの重要性につい て,三つの視点が述べられている.それらは,「① 自然環境で元気に遊び,心も体も健康に.…
View More 鹿児島に生息する毒蜘蛛コマチグモ類の観察—身近な生きものに強い幼児教育者養成 —霧島山系から得られたカワラムシヒキ(ロクロウヒラズムシヒキ)(ハエ目:ムシヒキアブ科)
カワラムシヒキ(またはロクロウヒラズムシ ヒキ)Lasiopogon rokuroi Hradský, 1981 はわが国 では本州の群馬県,栃木県,四国の徳島県におい て採集されている(別府,2007;Hradský,…
View More 霧島山系から得られたカワラムシヒキ(ロクロウヒラズムシヒキ)(ハエ目:ムシヒキアブ科)スナガニOcypode stimpsoni Ortmannの警戒距離と警戒解除時間
スナガニ Ocypode stimpsoni Ortmann は,外洋に 面した砂浜の高潮線上部に深さ 20–30 cm の巣穴 を掘って生活する(三宅,1983).眼柄が太く, 発達した眼と脚をもつので,ヒトやシギ・チ…
View More スナガニOcypode stimpsoni Ortmannの警戒距離と警戒解除時間