南西諸島は,鹿児島県種子島から沖縄県与那 国島まで連なる,南北約 1200 km わたる島嶼群で ある.この地域には生物地理境界線の三宅線,渡 瀬線,及び蜂須賀線の 3 線が設定され,生物地理 学上興味ある地域の 1 つ…
View More テナガエビ科スジエビの奄美大島における初記録カテゴリー: 節足動物
シモフリシオマネキの奄美大島における初記録
奄美大島は,南西諸島中央部の中琉球を構成 する島嶼の一つで,総面積709 km2 と,沖縄島に 次いで大きな島である.沖縄島に比べ山が広く深 いため陸域や陸水域の生物多様性に富んでおり, 「東洋のガラパゴス」 とも呼ばれ…
View More シモフリシオマネキの奄美大島における初記録鹿児島に生息する毒蜘蛛コマチグモ類の観察—身近な生きものに強い幼児教育者養成 —
幼児教育の専門分野に領域「環境」がある.幼 稚園教育要領ならびに保育所保育指針によれば, 子どもたちが自然に触れることの重要性につい て,三つの視点が述べられている.それらは,「① 自然環境で元気に遊び,心も体も健康に.…
View More 鹿児島に生息する毒蜘蛛コマチグモ類の観察—身近な生きものに強い幼児教育者養成 —霧島山系から得られたカワラムシヒキ(ロクロウヒラズムシヒキ)(ハエ目:ムシヒキアブ科)
カワラムシヒキ(またはロクロウヒラズムシ ヒキ)Lasiopogon rokuroi Hradský, 1981 はわが国 では本州の群馬県,栃木県,四国の徳島県におい て採集されている(別府,2007;Hradský,…
View More 霧島山系から得られたカワラムシヒキ(ロクロウヒラズムシヒキ)(ハエ目:ムシヒキアブ科)スナガニOcypode stimpsoni Ortmannの警戒距離と警戒解除時間
スナガニ Ocypode stimpsoni Ortmann は,外洋に 面した砂浜の高潮線上部に深さ 20–30 cm の巣穴 を掘って生活する(三宅,1983).眼柄が太く, 発達した眼と脚をもつので,ヒトやシギ・チ…
View More スナガニOcypode stimpsoni Ortmannの警戒距離と警戒解除時間2011 年鹿児島市周辺における 8 種のセミの発生消長
セミは半翅目Hemiptera 頸吻亜目セミ型下目の セミ上科Cicadoidea に属す昆虫の総称である. 2011 年現在,日本では35 種のセミの生息が確認 されており,そのうち鹿児島県内では15 種,県 本土では…
View More 2011 年鹿児島市周辺における 8 種のセミの発生消長鹿児島県臥蛇島のアリ相
Gaja-jima belongs to the Tokara Islands, the Northern Ryukyus. It became an uninhabited island after the emigr…
View More 鹿児島県臥蛇島のアリ相奄美大島名瀬の攪乱地のアリ相と活動レベルの季節変化
鹿児島県生物系教員等ネットワークでは,だ れでも参加できる生物多様性モニタリングの簡便 法(shikagaku プロトコール)を開発してきた(鹿 児島県生物教員等ネットワーク , 2012, 2013).そ の中に,港の…
View More 奄美大島名瀬の攪乱地のアリ相と活動レベルの季節変化トカラ列島のアリ
In total, 57 ant species belonging to 27 genera in 6 subfamilies were collected from 5 habitat types (port, re…
View More トカラ列島のアリ南九州におけるモンスズメバチの多産地
モンスズメバチ Vespa crabro Linnaeus は旧北区 に広く分布する中型のスズメバチであり,北米に も移入個体群が知られる(Archer, 2012; Kimsey and Carpenter, 2012…
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