鹿児島県の湖沼,河川敷に群生するヤナギ類 はジャナギ Salix eriocarpa Fr. et Sav. とされてきた が(初島,1978),初島(2004)は近縁種のオオ タチヤナギ S. pierotii Miq…
View More オオタチヤナギ(ヤナギ科シロヤナギ節)の鹿児島県における記録Blog
過去 60 年間における鹿児島湾奥の海岸線の変化
浅海域は海洋における生物生産を支える場所 であるとともに,干潟や藻場といった様々な生息 場所から成り立ち,それぞれが重要な機能をはた している.なかでも河口域に発達する干潟には, 内湾の富栄養化を抑制する水質浄化の場とし…
View More 過去 60 年間における鹿児島湾奥の海岸線の変化自動撮影装置を使用した野生生物調査法―アナログ式とデジタル式の効果的活用―
野生生物の分布・生息状況の調査は,本来捕 獲や目視による手法が主流である.しかし調査対 象によっては十分な成果が得られない場合があ り,特に哺乳類は警戒心が強く,動作も俊敏であ ることから直接捕獲や目視は困難である.従っ…
View More 自動撮影装置を使用した野生生物調査法―アナログ式とデジタル式の効果的活用―鹿児島の海と魚に関する意識調査
鹿児島県海域の生物多様性や地理的特異性に ついては,最近興味関心が向けられる機会が多く なった.例えば鹿児島大学総合研究博物館におい ても,2007 年に特別展「鹿児島湾の自然史」が 実施されている.このような特別展など…
View More 鹿児島の海と魚に関する意識調査オニバス自生地裸島池の植生
オニバス(Euryale ferox)はスイレン科オニバ ス属(世界でも 1 属 1 種)の熱帯性植物でアジア 東部とインドに分布する.日本では本州,四国, 九州の湖沼や河川に生息する.日本の植物の中で 最大の葉をつけ,…
View More オニバス自生地裸島池の植生自然保護ガバナンスの考え方
自然保護は環境政策の根幹を担うのみならず,人類の幸福の根源に関わる重要な問題である.自然保護の視点は従来の景観から生態系へと変化し,自然保護地域における問題要因も従来の開発圧や観光等による利用圧に加え,外来種移入問題や気…
View More 自然保護ガバナンスの考え方南薩地方のキツネの分布と生活痕跡
薩地方におけるキツネ Vulpes vulpes japonica Gray, 1868 の生息は,現在のところ阿部(1994), 小宮(2002)等によればマイナス分布となってい る.しかし,生息についての断片的な情報…
View More 南薩地方のキツネの分布と生活痕跡美術館におけるインタープリテーション
平成 20 年度の日本環境教育学会の大会は,学 習院女子大学で開催された.私も例年通り発表の 予定だったが,美術館の行事のため出席できな かった.予定していた発表を,ここで,改めて御 報告申し上げたい. 私は,平成 19…
View More 美術館におけるインタープリテーション2009 年 7 月 22 日の皆既日食
2009 年 7 月 22 日,屋久島から奄美大島北部に かけるトカラ列島を中心とした地域で皆既日食が 見られる.日本の陸地で見られる皆既日食として は,1963 年 7 月 21 日に北海道東部で見られて以 来,46 …
View More 2009 年 7 月 22 日の皆既日食鹿児島県における絶滅危惧種クボハゼ Gymnogobius scrobiculatus(ハゼ科ウキゴリ属)の記録
ハゼ科ウキゴリ属 (Gobiidae: Gymnogobius) 魚類 は 13 種が有効種と認められ,その全てと複数の 未記載種が日本に分布する(Akihito et al., 2002; Stevenson, 200…
View More 鹿児島県における絶滅危惧種クボハゼ Gymnogobius scrobiculatus(ハゼ科ウキゴリ属)の記録