これまで海岸の清潔の保持は,廃棄物の処理 及び清掃に関する法律(以下,廃掃法という)第 五条に従い,土地の占有者,管理者の義務とされ てきた.一方,海岸の管理者は,海岸法により国 の各省庁から地方公共団体まで多岐にわたる…
View More 海岸漂着物処理推進法制定と鹿児島県における今後の対策投稿者: harazaki
鹿児島県笠沙沖から得られたカンムリブダイ Bolbometopon muricatum(ベラ亜目:ブダイ科)の記録
ブダイ科 Bolbometopon 属は,従来 Scarus muri- catus Valenciennes in Cuvier and Valenciennes, 1839 と Scarus bicolor Rüpp…
View More 鹿児島県笠沙沖から得られたカンムリブダイ Bolbometopon muricatum(ベラ亜目:ブダイ科)の記録鹿児島県本土産ムヨウラン属(Lecanorchis Blume)植物の記録
鹿児島県の離島を除く本土産ムヨウラン属植 物には,ウスギムヨウラン Lecanorchis kiusiana Tuyama,ムヨウラン Lecanorchis japonica Blume, クロムヨウラン Lecano…
View More 鹿児島県本土産ムヨウラン属(Lecanorchis Blume)植物の記録映画「砂の道の向こう」で伝えたいこと
平成 21 年度,指宿市の市民グループ「指宿ムー ビープロジェクト」の自主制作映画は,その前年 夏に「知林ヶ島」を題材にあったシナリオコンテ ストで,優秀作品賞となった拙著「砂の道の向こ う」を基にした映画である. 文系…
View More 映画「砂の道の向こう」で伝えたいこと自然保護の新しい展望
自然保護に関して政治行政や国際関係といっ たマクロな視点による研究はこれまで希薄であっ たが,自然保護における問題要因が複雑化,多様 化しつつある昨今において,広い視野を持って課 題の解決にあたる姿勢は不可欠である.筆者…
View More 自然保護の新しい展望鹿児島大学郡元キャンパスのアリ
鹿児島大学郡元キャンパスは市街地に位置す るが,植物園(保存林)や実験実習地(農場)な どをはじめ植込み,生垣,草地,建物,舗装道路 などさまざまな環境をもつ.私は,郡元キャンパ スに出現するアリ類のさまざまな環境におけ…
View More 鹿児島大学郡元キャンパスのアリ鹿児島湾から得られたイズヒメエイ Dasyatis izuensis(エイ目:アカエイ科)
アカエイ科は世界で 7 属約 70 種,日本近海か らは 3 属 15 種が有効種として知られており,そ の内,日本に分布するアカエイ属はヤジリエイ Dasyatis acutirostra Nishida and Na…
View More 鹿児島湾から得られたイズヒメエイ Dasyatis izuensis(エイ目:アカエイ科)オオタチヤナギ(ヤナギ科シロヤナギ節)の鹿児島県における記録
鹿児島県の湖沼,河川敷に群生するヤナギ類 はジャナギ Salix eriocarpa Fr. et Sav. とされてきた が(初島,1978),初島(2004)は近縁種のオオ タチヤナギ S. pierotii Miq…
View More オオタチヤナギ(ヤナギ科シロヤナギ節)の鹿児島県における記録過去 60 年間における鹿児島湾奥の海岸線の変化
浅海域は海洋における生物生産を支える場所 であるとともに,干潟や藻場といった様々な生息 場所から成り立ち,それぞれが重要な機能をはた している.なかでも河口域に発達する干潟には, 内湾の富栄養化を抑制する水質浄化の場とし…
View More 過去 60 年間における鹿児島湾奥の海岸線の変化自動撮影装置を使用した野生生物調査法―アナログ式とデジタル式の効果的活用―
野生生物の分布・生息状況の調査は,本来捕 獲や目視による手法が主流である.しかし調査対 象によっては十分な成果が得られない場合があ り,特に哺乳類は警戒心が強く,動作も俊敏であ ることから直接捕獲や目視は困難である.従っ…
View More 自動撮影装置を使用した野生生物調査法―アナログ式とデジタル式の効果的活用―