サクラダイ属Sacuraは背鰭が10棘14–18軟条,臀鰭が3棘7軟条,胸鰭が16–18軟条,標準体長に対する体高の割合が41–50%であること,第1鰓弓下枝の鰓耙数が22–30であること,舌上に歯板を欠くことなどで特徴…
View More 種子島から得られた大隅諸島初記録のサクラダイ著者: 本村浩之
与那国島から得られた沖縄県初記録のキオビイズハナダイ
ハタ科イズハナダイ属Plectranthias Bleeker 1873は三大洋に分布し,一部の種を除き,深場の岩礁域に生息する小型魚類である(Randall, 1980).日本産ハタ科魚類をまとめた瀬能(2013)は日…
View More 与那国島から得られた沖縄県初記録のキオビイズハナダイ薩摩半島西岸から得られたヒメジ科魚類 2 種 :九州初記録のフタスジヒメジと鹿児島県初記録のコハクヒメジ
ヒメジ科魚類は日本から3属27種が報告されている(Yamashita et al., 2011;Motomura et al., 2012;波戸岡・土居内,2013;池田・中坊,2015;萬代ほか,2018a, b;小枝…
View More 薩摩半島西岸から得られたヒメジ科魚類 2 種 :九州初記録のフタスジヒメジと鹿児島県初記録のコハクヒメジ薩摩半島西岸から得られた北限記録のセイタカヒイラギ
セイタカヒイラギLeiognathus equulus (Forsskål, 1775)は,インド・西太平洋に広く分布するヒイラギ科魚類の1種である(Woodland, 2001;瀬能,2013).ヒイラギ科魚類は近年,…
View More 薩摩半島西岸から得られた北限記録のセイタカヒイラギ薩摩半島西岸から得られた分布北限記録のシラヌイハタ
シラヌイハタEpinephelus bontoides (Bleeker, 1855)は,西太平洋の熱帯・亜熱帯域に散在的に分布する標準体長50 cmに達する中型ハタ科魚類であり,本科魚類においては珍しく,成魚が河川の汽…
View More 薩摩半島西岸から得られた分布北限記録のシラヌイハタ屋久島におけるチャイロヤッコ(キンチャクダイ科)の標本に基づく初めての記録
キンチャクダイ科アブラヤッコ属Centropygeは,日本国内から12種が記録されている(島田,2013). 2019年2月3日に屋久島一湊の水深約19 mから1個体のアブラヤッコ属魚類が採集された.その後,この標本(K…
View More 屋久島におけるチャイロヤッコ(キンチャクダイ科)の標本に基づく初めての記録有毒魚類ツムギハゼの九州沿岸における標本に基づく初めての記録
ハゼ科ツムギハゼ属ツムギハゼYongeichthys nebulosus (Forsskål, 1775)はインド・西太平洋に広く分布し,汽水域や浅海域の砂礫および砂泥底に生息する.国内では琉球列島が主な分布域であること…
View More 有毒魚類ツムギハゼの九州沿岸における標本に基づく初めての記録内之浦湾から得られた鹿児島県初記録のオキイワシ
オキイワシ科Chirocentridaeはニシン目の1科であり,オキイワシChirocentrus dorab (Forsskål, 1775)と,Chirocentrus nudus Swainson, 1839の2種…
View More 内之浦湾から得られた鹿児島県初記録のオキイワシ奄美大島から得られた絶滅危惧種カンムリブダイ
ブダイ科魚類カンムリブダイBolbometopon muricatum (Valenciennes, 1840)は本科魚類の最大種であり,体長95 cm以上に達する(Bellwood, 2001;荻原ほか,2010).カ…
View More 奄美大島から得られた絶滅危惧種カンムリブダイチカメタカサゴの日本における成魚3 個体目の記録
フエダイ科セダカタカサゴ属Pinjaloは,背鰭基底が部分的に鱗に覆われる,鋤骨に歯帯をもつ,第1鰓弓の下枝鰓耙数が20以下,背鰭が11–12棘かつ13–15軟条,目の中心がほぼ体軸上にある,側線下方の鱗列が斜め上後方へ…
View More チカメタカサゴの日本における成魚3 個体目の記録