モヨウキカイウツボの奄美群島からの初めての記録,本種の国内における分布記録の再検討,および水中写真に基づくUropterygius cf. polyspilusの記録

ウツボ科キカイウツボ属Scuticariaは,肛門が体中央部よりはるかに後方に位置する,尾部が非常に短い,不対鰭が不明瞭で,尾部の後端部にのみ存在する,両顎に2列の鋭い円錐歯列をもつ,および前鼻孔と後鼻孔が筒状であること…

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平島から得られた標本に基づくトカラ列島初記録のヒゲニジギンポ

ニジギンポ族(Nemophini)は底生生活をおこなう種が多いイソギンポ科魚類の中で,鰾を有し遊泳生活をおくることが知られており,世界の暖海に5属50種以上が知られている(村瀬,2018).ヒゲニジギンポ属Meiacan…

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住用マングローブ林におけるアマオブネガイ科貝類の分布

アマオブネガイ科貝類は,軟体動物門腹足綱アマオブネガイ目に分類され,日本では8属50種が報告されている.環境省のRDB評価では,アマオブネガイ科貝類の18種が絶滅危惧Ⅱ類や準絶滅危惧に指定されている.海岸域(岩礁—干潟の…

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