宇治群島の宇治島(別名家島と呼ばれる)は 薩南諸島北部に位置し(Fig. 1),鹿児島県南さつ ま市に属する無人島である.野間半島野間池港か ら東南東に約 70 km,漁船で 2 時間ほどのところ にある.島の面積 0.…
View More 宇治群島宇治島のアリVOL.: Vol.43
桜島溶岩地帯のアリ― 遷移にともなうアリ群集の変化 ―
In total, 34 ant species belonging to 23 genera in four subfamilies were collected from four types of lava of …
View More 桜島溶岩地帯のアリ― 遷移にともなうアリ群集の変化 ―口永良部島の火砕流跡地でのアリ相調査
南九州ではカルデラを形成するような大噴火 がしばしば起こってきた.大噴火にともなう火砕 流の発生は,その規模にもよるが生物相に大きな ダメージを与えてきた.とくに加久藤火砕流(約 33 万年前),阿多テラフの噴出(約 1…
View More 口永良部島の火砕流跡地でのアリ相調査奄美大島におけるコガタスズメバチの営巣規模
奄美群島にはスズメバチ亜科のハチが 3 種生 息する(山根ほか,1999).スズメバチ属 2 種の うちヒメスズメバチ Vespa ducalis Smith は奄美大 島と徳之島のみから,コガタスズメバチ Vespa …
View More 奄美大島におけるコガタスズメバチの営巣規模鹿児島大学鴨池実習地でのシジミチョウ類の発生消長
鹿児島県にはヤマトシジミを代表とした様々 なシジミチョウ科昆虫が生息している.こういっ たシジミチョウ類は個体数が多く,幼虫の食草も 人家周辺や川辺に繁茂する身近な植物であるた め,環境教育の教材として適切であると考えら…
View More 鹿児島大学鴨池実習地でのシジミチョウ類の発生消長鹿児島大学総合研究博物館に所蔵されている胃内容物魚類標本
食物資源の獲得は,あらゆる動物が生命を維持 するための必須事項のひとつである.主要食物の タイプや捕食方法といった食性を解明すること は,種間の関係を明らかにする有力な方法のひと つであり,対象とする種の基礎生態を理解す…
View More 鹿児島大学総合研究博物館に所蔵されている胃内容物魚類標本鹿児島県産ヤリマンボウMasturus lanceolatus若魚の成熟度および食性に関する若干の知見
ヤリマンボウ Masturus lanceolatus(Liénard, 1840) は,日本国内の幅広い地域から出現が確認されて いるが,本種の出現自体は稀であるため,生態的 知見は非常に乏しい(波戸岡・萩原,2013…
View More 鹿児島県産ヤリマンボウMasturus lanceolatus若魚の成熟度および食性に関する若干の知見鹿児島県産ヤリマンボウMasturus lanceolatus若魚の外部形態
ヤ リ マ ン ボ ウ Masturus lanceolatus(Liénard, 1840)は,マンボウ科ヤリマンボウ属に属し,世 界中の温帯・熱帯海域に分布する大型魚類である (波戸岡・萩原,2013).本種は外観が…
View More 鹿児島県産ヤリマンボウMasturus lanceolatus若魚の外部形態トカラ列島臥蛇島沖で観察されたホシフグの繁殖行動
フ グ 科 の ホ シ フ グ Arothron firmamentum (Temminck and Schlegel, 1850) は,本科魚類の中 で唯一反赤道性分布を示し(Hardy, 1980; 松浦, 2017…
View More トカラ列島臥蛇島沖で観察されたホシフグの繁殖行動九州沿岸から初めて得られたフグ科魚類オキナワフグ
オキナワフグ Chelonodon patoca (Hamilton, 1822) はインド・太平洋に広く分布するフグ科魚類であ る(Matsuura, 2002;山田・柳下,2013).本種は 筋肉,肝臓,および生殖巣…
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