ヒメダイ属魚類Pristipomoidesは日本近海において8種が知られ,鹿児島県においてはその全種の分布が標本に基づき記録されている(桜井,2014;小枝ほか,2015; Hata and Motomura, 2016…
View More 屋久島初記録のナガサキフエダイBlog
カタクチイワシ科魚類タイワンアイノコイワシの志布志湾からの確かな記録
カタクチイワシ科タイワンアイノコイワシ属魚類Encrasicholinaは,尾鰭が二叉型であること,腹鰭の前方にのみ稜鱗を有し,背鰭前方と腹鰭後方には稜鱗を欠くこと,尾舌骨が露出し,鰓膜と峡部筋肉を隔てることなどで特徴付…
View More カタクチイワシ科魚類タイワンアイノコイワシの志布志湾からの確かな記録九州沿岸と種子島から初めて記録されたフエフキダイ科魚類キツネフエフキ
キツネフエフキLethrinus olivaceus Valenciennes, 1830は体長80 cm,全長1 mに達する大型のフエフキダイ科フエフキダイ属魚類である(Carpenter and Allen, 198…
View More 九州沿岸と種子島から初めて記録されたフエフキダイ科魚類キツネフエフキ鹿児島県本土と大隅諸島から初めて記録されたヒメジ科魚類ヨスジヒメジ
ヒメジ科ヒメジ属Upeneusは,背鰭棘数が7–8であること,鋤骨と口蓋骨に絨毛状歯をもつこと,第2背鰭と臀鰭の基底部に小鱗をもつこと,吻長が眼後長より短いかほぼ等しいこと,および尾鰭に斜線があるか側線に沿う縦帯があるこ…
View More 鹿児島県本土と大隅諸島から初めて記録されたヒメジ科魚類ヨスジヒメジニザダイ科魚類ナガテングハギモドキの鹿児島県薩摩半島と種子島からの記録
ニザダイ科テングハギ属Naso魚類は,世界で20種が有効とされており(Randall, 2001, 2002; Johnson, 2002; Ho et al., 2011),日本からは16種が知られている(島田,201…
View More ニザダイ科魚類ナガテングハギモドキの鹿児島県薩摩半島と種子島からの記録種子島近海から得られたシマガツオ科魚類リュウグウノヒメの記録
シマガツオ科魚類Bramidaeは日本近海から6属10種が知られ(波戸岡・甲斐,2013; Hibino et al., 2014),そのうちツルギエチオピアTaractes rubescens (Jordan and …
View More 種子島近海から得られたシマガツオ科魚類リュウグウノヒメの記録薩摩半島から得られた鹿児島県初記録のクロタチカマス科魚類フウライカマス
スズキ目クロタチカマス科のフウライカマスNealotus tripes Johnson, 1865は世界中の暖海に広く分布する.一般的に体長15 cm程度,最大でも25 cmの小型種であり,ハダカイワシ科魚類などの小型魚…
View More 薩摩半島から得られた鹿児島県初記録のクロタチカマス科魚類フウライカマス鹿児島県初記録のタチウオ科魚類カンムリダチ
タチウオ科魚類Trichiuridaeは日本近海に13種が分布することが知られ(中坊・土居内,2013),そのうち鹿児島県内からはナガユメタチモドキAssurger anzac (Alexander, 1917),ユメタ…
View More 鹿児島県初記録のタチウオ科魚類カンムリダチ住用マングローブ林における底生生物の分布
マングローブは熱帯・亜熱帯の河口汽水域に生育する耐塩性植物の総称であり,それによって形成される林のことをマングローブ林という.陸域から海域への移行帯(エコトーン)を形成し,それぞれの地に適応した特徴的な生物が生息する場と…
View More 住用マングローブ林における底生生物の分布鹿児島県沿岸域で漁獲されたヘダイに寄生していたタイノヒトガタムシLernanthropus atrox (カイアシ亜綱ヒトガタムシ科)
The lernanthropid copepod, Lernanthropus atrox Heller, 1865, is reported based on two adult females from the g…
View More 鹿児島県沿岸域で漁獲されたヘダイに寄生していたタイノヒトガタムシLernanthropus atrox (カイアシ亜綱ヒトガタムシ科)