鹿児島県海域の生物多様性や地理的特異性に ついては,最近興味関心が向けられる機会が多く なった.例えば鹿児島大学総合研究博物館におい ても,2007 年に特別展「鹿児島湾の自然史」が 実施されている.このような特別展など…
View More 鹿児島の海と魚に関する意識調査投稿者: harazaki
オニバス自生地裸島池の植生
オニバス(Euryale ferox)はスイレン科オニバ ス属(世界でも 1 属 1 種)の熱帯性植物でアジア 東部とインドに分布する.日本では本州,四国, 九州の湖沼や河川に生息する.日本の植物の中で 最大の葉をつけ,…
View More オニバス自生地裸島池の植生自然保護ガバナンスの考え方
自然保護は環境政策の根幹を担うのみならず,人類の幸福の根源に関わる重要な問題である.自然保護の視点は従来の景観から生態系へと変化し,自然保護地域における問題要因も従来の開発圧や観光等による利用圧に加え,外来種移入問題や気…
View More 自然保護ガバナンスの考え方南薩地方のキツネの分布と生活痕跡
薩地方におけるキツネ Vulpes vulpes japonica Gray, 1868 の生息は,現在のところ阿部(1994), 小宮(2002)等によればマイナス分布となってい る.しかし,生息についての断片的な情報…
View More 南薩地方のキツネの分布と生活痕跡美術館におけるインタープリテーション
平成 20 年度の日本環境教育学会の大会は,学 習院女子大学で開催された.私も例年通り発表の 予定だったが,美術館の行事のため出席できな かった.予定していた発表を,ここで,改めて御 報告申し上げたい. 私は,平成 19…
View More 美術館におけるインタープリテーション2009 年 7 月 22 日の皆既日食
2009 年 7 月 22 日,屋久島から奄美大島北部に かけるトカラ列島を中心とした地域で皆既日食が 見られる.日本の陸地で見られる皆既日食として は,1963 年 7 月 21 日に北海道東部で見られて以 来,46 …
View More 2009 年 7 月 22 日の皆既日食鹿児島県における絶滅危惧種クボハゼ Gymnogobius scrobiculatus(ハゼ科ウキゴリ属)の記録
ハゼ科ウキゴリ属 (Gobiidae: Gymnogobius) 魚類 は 13 種が有効種と認められ,その全てと複数の 未記載種が日本に分布する(Akihito et al., 2002; Stevenson, 200…
View More 鹿児島県における絶滅危惧種クボハゼ Gymnogobius scrobiculatus(ハゼ科ウキゴリ属)の記録鹿児島県産のキツネの生息状況と保全
キツネ Vulpes vulpes は食肉目のイヌ科に属する 哺乳類で,ユーラシアの大部分と北米に広く分布 し,日本では北海道,本州,四国,九州に分布す るが,北海道産をキタキツネ V. v. schrencki と本 …
View More 鹿児島県産のキツネの生息状況と保全2007年に報告された鹿児島県の魚類に関する新知見
2008 年 3 月現在,日本周辺水域から 4028 種の 魚類が報告されている.過去記録された日本産魚 類全種を扱った最新の一般向け図鑑は 2002 年に 出版された(Nakabo, 2002).日本は水産国とい われ…
View More 2007年に報告された鹿児島県の魚類に関する新知見「万之瀬川河口干潟」保護への歩み
平成 19 年 5 月 27 日,日本環境教育学会・鳥 取大会において,万之瀬川河口の天然記念物指定 の経過について発表しました.約 14 年にわたる 経過は,各地で活動している人々の関心を集め, この 14 年を支えた…
View More 「万之瀬川河口干潟」保護への歩み