ハオコゼ科魚類はインド・太平洋域において 少なくとも 11 属 38 種が有効種として認められて いる(Nelson, 2006).そのうち日本近海からはツ マ ジ ロ オ コ ゼ Ablabys taenianotus…
View More 鹿児島県初記録のナガハチオコゼ Neocentropogon aeglefinus japonicus と標本に基づく鹿児島県産ハオコゼ科魚類の記録投稿者: harazaki
鹿児島県から得られた日本初記録のダルマガレイ科魚類 Crossorhombus valderostratus カチドキダルマガレイ(新称)
ダルマガレイ科コウベダルマガレイ属(Bothi- dae: Crossorhombus)は世界で 4 有効種が認めら れており,そのうち日本国内からはカネコダルマ ガレイ C. azureus (Alcock, 1889…
View More 鹿児島県から得られた日本初記録のダルマガレイ科魚類 Crossorhombus valderostratus カチドキダルマガレイ(新称)フィールドに行こう —臥蛇島渡島に想う —
アリ類調査の一環で三島村臥蛇島に渡る機会 を 2 度得ることができたので,その時のことを記 す. 臥蛇島は南西諸島トカラ列島の北部に位置し, 長径約 3 km,短径 2 km の火山島で,島の周囲は 断崖絶壁に覆われ起伏…
View More フィールドに行こう —臥蛇島渡島に想う —新種発見から半世紀ぶりに確認されたカタミノフクロツナギ Chamaebotrys lomentariae (Tanaka et Nozawa) Huisman (紅色植物門マサゴシバリ目)
鹿児島県種子島と馬毛島の周辺は,平坦な海 底が水深 30–60 m にかけて広範囲に広がってい る. 本 海 域 か ら は, シ ン カ イ ユ ナ Chondria mageshimensis Tanaka et N…
View More 新種発見から半世紀ぶりに確認されたカタミノフクロツナギ Chamaebotrys lomentariae (Tanaka et Nozawa) Huisman (紅色植物門マサゴシバリ目)鹿児島県笠沙沿岸から得られたアイゴ科魚類 ゴマアイゴ Siganus guttatus の北限記録
スズキ目ニザダイ亜目アイゴ科(Perciformes: Acanthuroiei: Siganidae)はアイゴ属 Siganus のみ で構成され,インド・西部太平洋から 28 有効種 が認められている(Woodlan…
View More 鹿児島県笠沙沿岸から得られたアイゴ科魚類 ゴマアイゴ Siganus guttatus の北限記録シラスを知り・活かす
シラス台地という言葉は,全国で使われてい る教科書に載っている.しかし,シラス台地とい う言葉は田んぼが作れない土地,災害の多い場所 など,どちらかと言えば悪いイメージで使われて いる.シラスは素晴らしい資源でもあること…
View More シラスを知り・活かすカヤツリグサ科植物 2 種(ウキヤガラとイセウキヤガラ) の鹿児島県本土からの記録
日本産カヤツリグサ科ウキヤガラ属植物は,ウ キヤガラ Bolboschoenus fluviatilis (Torr.) T. Koyama subsp. Yagara (Ohwi) T. Koyama,コウキヤガラ B…
View More カヤツリグサ科植物 2 種(ウキヤガラとイセウキヤガラ) の鹿児島県本土からの記録北限域のマングローブ林における底生生物相:亜熱帯域との比較
マングローブとは熱帯・亜熱帯の河口汽水域 に生育する耐塩性植物の総称であり,それによっ て形成される林のことをマングローブ林という. 陸域から海域への移行帯(エコトーン)を形成し, それぞれの地に適応した特徴的な生物が生…
View More 北限域のマングローブ林における底生生物相:亜熱帯域との比較ボランティアの光と陰 ~ボランティアが終わる?~
活発に行われすっかり市民権を得た「ボラン ティア」活動,しかし,今問題が起っている.こ のことについて,ご報告したい. 「ボランティア」という言葉すら無かった昭和 48 年,熊本市中心部で起こり百人を超える焼死 者を出…
View More ボランティアの光と陰 ~ボランティアが終わる?~新生代九州・沖縄地方産大型脊椎動物化石
九州からは中生代を除くと日本最古(約 5000 万年前)の哺乳類化石が産出している.また 120 年近く前に,長崎県北松浦郡江里村(佐々町江里) の古第三紀の地層から発見された,哺乳類の奇蹄 類と思われる足痕化石(篠本,…
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