1954 年 鹿児島県日置郡日吉町(当時)生まれ 1977 年 熊本大学法文学部法学科卒業,鹿児 島県庁入庁 ※平成 12 年 4 月 –15 年 3 月(財)屋久島環境 文化財団勤務 2014 年 鹿児島県退職 所属団…
View More インタープリテーションとしての「文学の力」― 小説「屋久島物語」でお伝えしたいこと ―投稿者: harazaki
「鹿児島県昆虫・貝・植物・岩石展」の過去・現状と課題
これはおそらく全国的に見てもユニークな展 示会ではなかろうか.内容は小中学生,高校生た ちが作った標本コンクールである.最初に「昆虫・ 貝展」として戦前に始まり,大戦中と戦後 10 年 の中断はあったものの,昭和 30 …
View More 「鹿児島県昆虫・貝・植物・岩石展」の過去・現状と課題マルバハギとサツマハギの中間型
サツマハギ Lespedeza satsumensisi Nakai は磯間 山で採集された標本をもとに,新種として記載さ れた.その後,Hatusima (1967) は笠沙町野間岳か らナンゴクチョウセンヤマハギ L…
View More マルバハギとサツマハギの中間型鹿児島に生息する毒蜘蛛コマチグモ類の観察—身近な生きものに強い幼児教育者養成 —
幼児教育の専門分野に領域「環境」がある.幼 稚園教育要領ならびに保育所保育指針によれば, 子どもたちが自然に触れることの重要性につい て,三つの視点が述べられている.それらは,「① 自然環境で元気に遊び,心も体も健康に.…
View More 鹿児島に生息する毒蜘蛛コマチグモ類の観察—身近な生きものに強い幼児教育者養成 —霧島山系から得られたカワラムシヒキ(ロクロウヒラズムシヒキ)(ハエ目:ムシヒキアブ科)
カワラムシヒキ(またはロクロウヒラズムシ ヒキ)Lasiopogon rokuroi Hradský, 1981 はわが国 では本州の群馬県,栃木県,四国の徳島県におい て採集されている(別府,2007;Hradský,…
View More 霧島山系から得られたカワラムシヒキ(ロクロウヒラズムシヒキ)(ハエ目:ムシヒキアブ科)スナガニOcypode stimpsoni Ortmannの警戒距離と警戒解除時間
スナガニ Ocypode stimpsoni Ortmann は,外洋に 面した砂浜の高潮線上部に深さ 20–30 cm の巣穴 を掘って生活する(三宅,1983).眼柄が太く, 発達した眼と脚をもつので,ヒトやシギ・チ…
View More スナガニOcypode stimpsoni Ortmannの警戒距離と警戒解除時間鹿児島の陸生ヘビ類の分布と生態
生態系の中で動物は被食者と捕食者の関係でつ ながり,食物連鎖や食物網をつくっている.ヘビ 類はその中で,二次もしくは三次消費者として重 要な位置を占めている.また環境の変化に敏感に 反応するため,その生息状況は環境の自然…
View More 鹿児島の陸生ヘビ類の分布と生態桜島火山灰中の重金属元素(銅,亜鉛,カドミウムおよび鉛)濃度
火山活動によって環境に放出される火山噴出物 は,それぞれの火山において,その質,量が異な ることが知られている.一般に火山活動は,短期 間に終息するので自然災害として取り扱われる ケースが多い.しかし,火山活動が長期間に…
View More 桜島火山灰中の重金属元素(銅,亜鉛,カドミウムおよび鉛)濃度桜島産後鰓類および二枚貝類の現況調査
桜島は鹿児島県鹿児島市にある活火山で, 現在も活発な活動を続けている.桜島の海岸系に は溶岩に由来する転石海岸や扇状地由来の海岸が みられる.過去の研究おいて稲留・山本(2005) のように,溶岩の流出年代の違いやこれに…
View More 桜島産後鰓類および二枚貝類の現況調査鹿児島湾の重富干潟における底生生物相及びその生息環境の変化
干潟とは川から運ばれた砂泥が堆積してできた 地形で,波浪が少なく潮の満ち引きが大きい内湾 などに形成される.そこに棲むさまざまな種の動 物が,有機物の除去や生態系内の物質循環に関し て重要なはたらきを担っており,干潟のエ…
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