ウグイスゴマダラハタEpinephelus magniscuttis Postel, Fourmanoir and Guézé, 1963はインド・西太平洋の島嶼域とトンガから散発的に記録されており,日本国内においては種…
View More 奄美大島から得られた国内2例目のウグイスゴマダラハタ著者: 本村浩之
鹿児島湾初記録のミミズハゼ属3種(キマイラミミズハゼ・ヤリミミズハゼ・ナガミミズハゼ)
ハゼ科ミミズハゼ属Luciogobius Gill, 1859は,体が前後方向に著しく延長し,それに伴い脊椎骨数が多いこと,体が無鱗であること,および第1背鰭とその担鰭骨を欠くことなどの形態的特徴をもつ間隙環境に適応した…
View More 鹿児島湾初記録のミミズハゼ属3種(キマイラミミズハゼ・ヤリミミズハゼ・ナガミミズハゼ)九州初記録のムラサキヌタウナギおよび鹿児島湾から得られたヌタウナギ属の未同定個体
ヌタウナギ科ヌタウナギ属Eptatretusは世界から50有効種が知られており(Fricke et al., 2020),日本国内からはこのうち5種が知られている(McMillan and Wisner, 2004;中坊…
View More 九州初記録のムラサキヌタウナギおよび鹿児島湾から得られたヌタウナギ属の未同定個体徳之島初記録のナンヨウボウズハゼ
ハゼ科ナンヨウボウズハゼ属Stiphodon Weber, 1895は両側回遊の生活史を送る小型の陸水性魚類であり(Maeda, 2013;前田,2018),吻が丸く,口が下位であること,上顎に櫛状の3尖頭の歯列があるこ…
View More 徳之島初記録のナンヨウボウズハゼ鹿児島県いちき串木野市新観音ヶ池の水抜き調査によって得られた魚類相の把握と在来種の保護
新観音ヶ池は鹿児島県いちき串木野市港町の「観音ヶ池市民の森」の中に位置し,大里川水系重信川下流域の農業用水を確保するために1960年に築造されたため池である(平,2015).新観音ヶ池の上流に位置する観音ヶ池では2016…
View More 鹿児島県いちき串木野市新観音ヶ池の水抜き調査によって得られた魚類相の把握と在来種の保護絶滅危惧魚類イドミミズハゼの鹿児島湾からの初めての記録
ハゼ科ミミズハゼ属Luciogobiusの1種であるイドミミズハゼLuciogobius pallidus Regan, 1940は,河川感潮域や地下水の流れ出る海岸の砂礫間や転石下などの生息場所から採集されており(吉田…
View More 絶滅危惧魚類イドミミズハゼの鹿児島湾からの初めての記録鹿児島県北西部の川内川水系における定着が確認された国内外来魚 2 種 (ハスとギギ) の標本に基づく記録
外来種とは自らの能力ではなく人為的に自然分布域から分布域外へ移動させられた生物のことを指し,特に国内に分布する生物がその生物の国内の分布域外へ人為的に移動させられた生物のことを国内外来種という(松沢・瀬能,2008;瀬能…
View More 鹿児島県北西部の川内川水系における定着が確認された国内外来魚 2 種 (ハスとギギ) の標本に基づく記録屋久島初記録のネコザメ
2014年1月11日と2019年12月15日に大隅諸島屋久島の一湊沖でネコザメHeterodontus japonicus Miklouho-Maclay and Macleay, 1884(ネコザメ目:ネコザメ科)が撮…
View More 屋久島初記録のネコザメ水抜き調査によって明らかになった鹿児島県霧島市国分広瀬の小村新田干拓潮遊池の魚類相
小村新田干拓潮遊池は鹿児島県霧島市天降川河口東側と国分平野排水路水戸川の間に位置し,鹿児島湾に面する汽水池である.小村(霧島市国分広瀬)は遠浅の海岸であったが,江戸末期の弘化2年(1845年)に新田開発のための干拓が起工…
View More 水抜き調査によって明らかになった鹿児島県霧島市国分広瀬の小村新田干拓潮遊池の魚類相屋久島初確認のアカオビハナダイ (ハタ科ハナダイ亜科)および明治時代から現在までに屋久島から確認された魚類の総種数
2019年11月5日,第2著者によって,屋久島の一湊沖(30°27ʹ34ʺN, 130°29ʹ24ʺE)水深20 mの海底付近でアカオビハナダイPseudanthias rubrizonatus (Randall, 19…
View More 屋久島初確認のアカオビハナダイ (ハタ科ハナダイ亜科)および明治時代から現在までに屋久島から確認された魚類の総種数