外来植物は,侵入先の生態系を脅かす事例が世界各地で数々報告されており,特に近年は急速に拡大・活発化する人やモノの移動に伴って増加傾向にある. 2010年10月に名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議では,「2…
View More 鹿児島県の外来植物I:ヨシススキとキンチャクソウ属の1種サケバキンチャクソウ(新称)VOL.: Vol.46
和歌山県における過去のイワナ(キリクチ)の自然分布の聞き込み調査,イワナの移入の実態,およびキリクチの背部の白斑について
Habitat and actual records of charr, Salvelinus leucomaenis, from Wakayama Prefecture were investigated by hea…
View More 和歌山県における過去のイワナ(キリクチ)の自然分布の聞き込み調査,イワナの移入の実態,およびキリクチの背部の白斑についてウミガメ類の卵捕食対策の検討(その2:対策資材の検討)
鹿児島県は日本一のウミガメ類の上陸・産卵地となっており,特にアカウミガメは毎年数千頭が上陸・産卵している(鹿児島県,2018).昭和63年には「鹿児島県ウミガメ保護条例」が制定され,各種の保護対策事業が実施されている.ウ…
View More ウミガメ類の卵捕食対策の検討(その2:対策資材の検討)ウミガメ類の卵捕食対策の検討(その1:産卵巣の保護)
鹿児島県は日本一のウミガメ類の上陸・産卵地となっており,特にアカウミガメは毎年数千頭が上陸・産卵している(鹿児島県,2018).昭和63年には「鹿児島県ウミガメ保護条例」が制定され,各種の保護対策事業が実施されている. …
View More ウミガメ類の卵捕食対策の検討(その1:産卵巣の保護)鹿児島湾におけるイボニシの形態比較
イボニシReishia clavigera (Kuster, 1860)は,北海道南部,男鹿半島以南に分布しているアッキガイ科に属する肉食性巻貝である.従来の研究では,吉元・冨山(2014),緒方・冨山(2018)などに…
View More 鹿児島湾におけるイボニシの形態比較鹿児島県のニホンアナグマMeles anakumaにおけるロードキル個体数の変化からみた捕獲圧の影響とタヌキNyctereutes procyonoidesとの関係について
鹿児島県におけるニホンアナグマMeles anakumaの現状を知るため,6地域別年次別のロードキル個体数/100 kmを算出し,その数が相対的な生息個体数の変化を反映しているとして個体数の推移を追った.個体数の変化に対…
View More 鹿児島県のニホンアナグマMeles anakumaにおけるロードキル個体数の変化からみた捕獲圧の影響とタヌキNyctereutes procyonoidesとの関係について鹿児島湾におけるウミニナBatillaria multiformis (Liscke, 1869)の殻形態の比較
ウミニナBatillaria multiformis (Lischke, 1869)は内湾環境や河口域干潟に生息する典型的な巻貝であり,個体ごとの形態の差異が多いことが知られている.藤田(2009)は,全国的に生息地が減…
View More 鹿児島湾におけるウミニナBatillaria multiformis (Liscke, 1869)の殻形態の比較鹿児島県薩摩半島の東シナ海側における陸産貝類の分布
鹿児島県は日本の西南部に位置し,大きく本土と離島の2つの地域分かれている.これまで,離島の多くで陸産貝類の分布調査が行われていたが,県本土の詳しい生物地理学的な分布調査の研究は比較的少ない.そこで本研究は薩摩半島東シナ海…
View More 鹿児島県薩摩半島の東シナ海側における陸産貝類の分布三重県志摩市から得られたシノビテングハギの三重県初記録および北限記録
ニザダイ科テングハギ属(Acanthuridae, Naso) は尾柄側面に不可動の骨質板を 1–2 個もつニザダ イ科魚類で,インド・太平洋域から 20 有効種が 認 め ら れ(Randall, 2001, 2002…
View More 三重県志摩市から得られたシノビテングハギの三重県初記録および北限記録The marine fish parasite Nerocila japonica (Isopoda: Cymothoidae) from a euryhaline cyprinid fish (Pseudaspius hakonensis) in brackish waters of a river in central Japan
A juvenile of Nerocila japonica Schioedte and Meinert, 1881 was found parasitizing the ventral fin of a big-sc…
View More The marine fish parasite Nerocila japonica (Isopoda: Cymothoidae) from a euryhaline cyprinid fish (Pseudaspius hakonensis) in brackish waters of a river in central Japan