鹿児島県種子島と馬毛島の周辺は,平坦な海 底が水深 30–60 m にかけて広範囲に広がってい る. 本 海 域 か ら は, シ ン カ イ ユ ナ Chondria mageshimensis Tanaka et N…
View More 新種発見から半世紀ぶりに確認されたカタミノフクロツナギ Chamaebotrys lomentariae (Tanaka et Nozawa) Huisman (紅色植物門マサゴシバリ目)VOL.: Vol.37
鹿児島県笠沙沿岸から得られたアイゴ科魚類 ゴマアイゴ Siganus guttatus の北限記録
スズキ目ニザダイ亜目アイゴ科(Perciformes: Acanthuroiei: Siganidae)はアイゴ属 Siganus のみ で構成され,インド・西部太平洋から 28 有効種 が認められている(Woodlan…
View More 鹿児島県笠沙沿岸から得られたアイゴ科魚類 ゴマアイゴ Siganus guttatus の北限記録シラスを知り・活かす
シラス台地という言葉は,全国で使われてい る教科書に載っている.しかし,シラス台地とい う言葉は田んぼが作れない土地,災害の多い場所 など,どちらかと言えば悪いイメージで使われて いる.シラスは素晴らしい資源でもあること…
View More シラスを知り・活かすカヤツリグサ科植物 2 種(ウキヤガラとイセウキヤガラ) の鹿児島県本土からの記録
日本産カヤツリグサ科ウキヤガラ属植物は,ウ キヤガラ Bolboschoenus fluviatilis (Torr.) T. Koyama subsp. Yagara (Ohwi) T. Koyama,コウキヤガラ B…
View More カヤツリグサ科植物 2 種(ウキヤガラとイセウキヤガラ) の鹿児島県本土からの記録北限域のマングローブ林における底生生物相:亜熱帯域との比較
マングローブとは熱帯・亜熱帯の河口汽水域 に生育する耐塩性植物の総称であり,それによっ て形成される林のことをマングローブ林という. 陸域から海域への移行帯(エコトーン)を形成し, それぞれの地に適応した特徴的な生物が生…
View More 北限域のマングローブ林における底生生物相:亜熱帯域との比較ボランティアの光と陰 ~ボランティアが終わる?~
活発に行われすっかり市民権を得た「ボラン ティア」活動,しかし,今問題が起っている.こ のことについて,ご報告したい. 「ボランティア」という言葉すら無かった昭和 48 年,熊本市中心部で起こり百人を超える焼死 者を出…
View More ボランティアの光と陰 ~ボランティアが終わる?~新生代九州・沖縄地方産大型脊椎動物化石
九州からは中生代を除くと日本最古(約 5000 万年前)の哺乳類化石が産出している.また 120 年近く前に,長崎県北松浦郡江里村(佐々町江里) の古第三紀の地層から発見された,哺乳類の奇蹄 類と思われる足痕化石(篠本,…
View More 新生代九州・沖縄地方産大型脊椎動物化石桜島火山灰の水銀濃度変化と火山活動
鹿児島湾にそそり立つ桜島は,海上景観のす ばらしさと天高く噴煙を上げる光景は観光客には 喜ばれている.しかし,桜島をはじめ,その周囲 に居住する者や農業・観光業などを営む者には, 桜島火山南岳火口から放出される火山噴出物…
View More 桜島火山灰の水銀濃度変化と火山活動テンジクダイ科魚類 7 種の屋久島における初記録
テンジクダイ科(Apogonidae)は世界で約 23 属 273 種(Nelson, 2006),日本国内からは 18 属 96 種 が 知 ら れ て い る(Matsuura and Tachikawa, 1994…
View More テンジクダイ科魚類 7 種の屋久島における初記録大隅諸島以北の鹿児島県におけるカレイ目魚類相
カレイ目魚類は世界で 14 科 134 属 678 種が確 認されており (Nelson, 2006),日本では 8 科 56 属 130 種 が 知 ら れ て い る ( 中 坊,2000; 山 田, 2000;Se…
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