ハゼ科ミミズハゼ属Luciogobius Gill, 1859は,体が前後方向に著しく延長し,それに伴い脊椎骨数が多いこと,体が無鱗であること,および第1背鰭とその担鰭骨を欠くことなどの形態的特徴をもつ間隙環境に適応した…
View More 鹿児島湾初記録のミミズハゼ属3種(キマイラミミズハゼ・ヤリミミズハゼ・ナガミミズハゼ)カテゴリー: 魚類
長崎県対馬から得られた日本における2 個体目のアジ科魚類ヨコヅナマルコバン
アジ科魚類のヨコヅナマルコバンTrachinotus anak Ogilby, 1909は,長いあいだ,台湾とオーストラリア,ニューカレドニアからのみ知られていたが,2018年11月24日に鹿児島県南さつま市笠沙町沖から…
View More 長崎県対馬から得られた日本における2 個体目のアジ科魚類ヨコヅナマルコバン九州初記録のムラサキヌタウナギおよび鹿児島湾から得られたヌタウナギ属の未同定個体
ヌタウナギ科ヌタウナギ属Eptatretusは世界から50有効種が知られており(Fricke et al., 2020),日本国内からはこのうち5種が知られている(McMillan and Wisner, 2004;中坊…
View More 九州初記録のムラサキヌタウナギおよび鹿児島湾から得られたヌタウナギ属の未同定個体土佐湾産キダイから得たソコウオノエCeratothoa oxyrrhynchaena(等脚目ウオノエ科)と日本産ソコウオノエに関する知見の集約
A pair of an ovigerous female and an adult male of the cymothoid isopod Ceratothoa oxyrrhynchaena Koelbel, 187…
View More 土佐湾産キダイから得たソコウオノエCeratothoa oxyrrhynchaena(等脚目ウオノエ科)と日本産ソコウオノエに関する知見の集約徳之島初記録のナンヨウボウズハゼ
ハゼ科ナンヨウボウズハゼ属Stiphodon Weber, 1895は両側回遊の生活史を送る小型の陸水性魚類であり(Maeda, 2013;前田,2018),吻が丸く,口が下位であること,上顎に櫛状の3尖頭の歯列があるこ…
View More 徳之島初記録のナンヨウボウズハゼ島根県隠岐の島産マハゼに寄生していたウオノコバンと汽水域における寄生例
A non-ovigerous female of Nerocila japonica Schioedte and Meinert, 1881, was found to parasitize the pectoral …
View More 島根県隠岐の島産マハゼに寄生していたウオノコバンと汽水域における寄生例鹿児島県いちき串木野市新観音ヶ池の水抜き調査によって得られた魚類相の把握と在来種の保護
新観音ヶ池は鹿児島県いちき串木野市港町の「観音ヶ池市民の森」の中に位置し,大里川水系重信川下流域の農業用水を確保するために1960年に築造されたため池である(平,2015).新観音ヶ池の上流に位置する観音ヶ池では2016…
View More 鹿児島県いちき串木野市新観音ヶ池の水抜き調査によって得られた魚類相の把握と在来種の保護愛知・静岡両県産マダイに見られたタイノエ(等脚目ウオノエ科)の寄生
The cymothoid isopod Ceratothoa verrucosa (Schioedte and Meinert, 1883) was found as a pair of an ovigerous fe…
View More 愛知・静岡両県産マダイに見られたタイノエ(等脚目ウオノエ科)の寄生絶滅危惧魚類イドミミズハゼの鹿児島湾からの初めての記録
ハゼ科ミミズハゼ属Luciogobiusの1種であるイドミミズハゼLuciogobius pallidus Regan, 1940は,河川感潮域や地下水の流れ出る海岸の砂礫間や転石下などの生息場所から採集されており(吉田…
View More 絶滅危惧魚類イドミミズハゼの鹿児島湾からの初めての記録鹿児島県北西部の川内川水系における定着が確認された国内外来魚 2 種 (ハスとギギ) の標本に基づく記録
外来種とは自らの能力ではなく人為的に自然分布域から分布域外へ移動させられた生物のことを指し,特に国内に分布する生物がその生物の国内の分布域外へ人為的に移動させられた生物のことを国内外来種という(松沢・瀬能,2008;瀬能…
View More 鹿児島県北西部の川内川水系における定着が確認された国内外来魚 2 種 (ハスとギギ) の標本に基づく記録