サトセナガアナバチ Ampulex dissector (Thun- berg, 1822) は全身に青藍色の金属光沢を帯び,後 脚が赤~緋色をした美しい中型のアナバチである (図 1).本種の地理的分布は須田(2011…
View More サトセナガアナバチ Ampulex dissector (Thunberg) の 屋久島からの初記録カテゴリー: 無脊椎動物
フィールドに行こう —臥蛇島渡島に想う —
アリ類調査の一環で三島村臥蛇島に渡る機会 を 2 度得ることができたので,その時のことを記 す. 臥蛇島は南西諸島トカラ列島の北部に位置し, 長径約 3 km,短径 2 km の火山島で,島の周囲は 断崖絶壁に覆われ起伏…
View More フィールドに行こう —臥蛇島渡島に想う —与論島の淡水産甲殻類について
南西諸島の中央部に位置する与論島は隆起礁 原の島で,表面水系もほとんどなく,湧水域もあ まり知られていない島である.そのため,淡水域 の生物相,特に十脚甲殻類についてはほとんど研 究されていなかった.しかしながら,本島南…
View More 与論島の淡水産甲殻類について鹿児島大学郡元キャンパスのアリ
鹿児島大学郡元キャンパスは市街地に位置す るが,植物園(保存林)や実験実習地(農場)な どをはじめ植込み,生垣,草地,建物,舗装道路 などさまざまな環境をもつ.私は,郡元キャンパ スに出現するアリ類のさまざまな環境におけ…
View More 鹿児島大学郡元キャンパスのアリ希少カニ類 2 種の種子島と屋久島における初記録
近年,南西諸島多良間島の潮上帯転石帯でヤ エヤマヒメオカガニ Epigrapsus politus,ムラサキ オカガニ Gecarcoidea lalandii,イワトビベンケイ ガニ Metasesarma obesu…
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