鹿児島県本土は,日本本土に広く生息する陸 産貝類種の南限となっている例が多く,薩摩地方・ 大隅地方・霧島地方を数多くの種が分布の南限と している.近年,鹿児島県本土において陸産貝類 相の調査が行われているが,薩摩半島南部…
View More 鹿児島県南九州市・指宿市における陸産貝類の分布カテゴリー: 無脊椎動物
鹿児島湾喜入において防災整備事業によって破壊された愛宕川河口干潟の巻貝相の生態回復
干潟は河川が運んだ土砂が河口付近や湾奥な どの海底に堆積し,干潮の際に海面上へ姿を現し たものであり,水質浄化や生物多様性の保全など 重要な役割を持った環境である.日本の干潟は, 全国で過去 60 年の間に 40%が失わ…
View More 鹿児島湾喜入において防災整備事業によって破壊された愛宕川河口干潟の巻貝相の生態回復鹿児島県薩摩半島南部の陸産貝類相の生物地理学的分析
陸産貝類は,移動性が低く,進化が限られた ごく狭い範囲で起こるため,地域的な種分化が多 い.このような特性から,各地域における陸産貝 類相の特徴を掴むのに非常に適している. 本研究の調査地とした鹿児島県薩摩半島南部 地域…
View More 鹿児島県薩摩半島南部の陸産貝類相の生物地理学的分析奄美大島笠利湾手花部干潟におけるミドリシャミセンガイの干潟内分布と底質環境
腕足動物門舌殻亜門舌殻綱シャミセンガイ目 に属するシャミセンガイ科は先カンブリア代後期 に地球上に出現した動物であり,それ以来ほとん ど形態を変化させずに生き延びていることから, 生きた化石とも呼ばれている.現在シャミセ…
View More 奄美大島笠利湾手花部干潟におけるミドリシャミセンガイの干潟内分布と底質環境沖永良部島産オオウナギに寄生していたサウスウエルコウトウチュウ Southwellina hispida(鉤頭動物)と日本における本種の生物学的知見の総括
A female cystacanth of Southwellina hispida (Van Cleave, 1925) (Acanthocephala, Polymorphida, Polymorphidae) w…
View More 沖永良部島産オオウナギに寄生していたサウスウエルコウトウチュウ Southwellina hispida(鉤頭動物)と日本における本種の生物学的知見の総括鹿児島湾産マダイに寄生していたタイノエCeratothoa verrucosa(等脚目ウオノエ科)
Ceratothoa verrucosa (Schioedte and Meinert, 1883) is a buccal-cavity parasite of sparid fishes in Japanese wa…
View More 鹿児島湾産マダイに寄生していたタイノエCeratothoa verrucosa(等脚目ウオノエ科)緑藻エビヤドリモ属藻類が外部寄生したミナミテナガエビ(十脚目,テナガエビ科)の種子島,島間川からの再発見
淡水産コエビ類に寄生するユニークな生活史 を 持 つ こ と で 知 ら れ る エ ビ ヤ ド リ モ 属 Cladogonium Hirose et Akiyama, 1971 (Hirose and Akiyama…
View More 緑藻エビヤドリモ属藻類が外部寄生したミナミテナガエビ(十脚目,テナガエビ科)の種子島,島間川からの再発見大隅半島における淡水産コエビ類の分布
大隅半島は鹿児島県最南端に位置する半島で あり,西岸は鹿児島湾に,東岸は太平洋に面する. 大隅半島に生息する淡水産コエビ類については, 鹿児島県立博物館(1989, 1990, 1992)がテナガエ ビ 類 の 調 査 …
View More 大隅半島における淡水産コエビ類の分布宇治群島宇治島のアリ
宇治群島の宇治島(別名家島と呼ばれる)は 薩南諸島北部に位置し(Fig. 1),鹿児島県南さつ ま市に属する無人島である.野間半島野間池港か ら東南東に約 70 km,漁船で 2 時間ほどのところ にある.島の面積 0.…
View More 宇治群島宇治島のアリ桜島溶岩地帯のアリ― 遷移にともなうアリ群集の変化 ―
In total, 34 ant species belonging to 23 genera in four subfamilies were collected from four types of lava of …
View More 桜島溶岩地帯のアリ― 遷移にともなうアリ群集の変化 ―