南九州地方に位置する鹿児島県は,年間を通 し,日本列島の中でも気候が温暖である.また, 数多くの自然にも恵まれ,生物多様性も豊かな地 域である.その中で陸産貝類は移動範囲が狭く, その地域の生物多様性を測る指標ともなって…
View More 鹿児島県と宮崎県の県境における陸産貝類の分布カテゴリー: 無脊椎動物
鹿児島大学理学部林園水槽内における外来種淡水性巻き貝のサカマキガイ(Physa acuta)とインドヒラマキガイ(Indopranorbis exustus)の生活史
鹿児島大学理学部前にある林園の池は,地下 水からのくみあげ水が溜まっているために,温度 がほぼ 1 年中一定であるが,冬季の水温は 10℃ 以下になる.池には,外来種である淡水性腹足類 貝類であるサカマキガイとインドヒラ…
View More 鹿児島大学理学部林園水槽内における外来種淡水性巻き貝のサカマキガイ(Physa acuta)とインドヒラマキガイ(Indopranorbis exustus)の生活史マングローブ干潟におけるキヌカツギハマシイノミガイMelampus (Micromelampus) sincaporensic Pfeiffer, 1855 とカワザンショウガイ科数種の間での生活史比較
鹿児島県喜入町の愛宕川河口の干潟には,メヒ ルギ Kandelia candel やハマボウ Hibiscus hamabo からなるマングローブ林が広がっているためフト ヘナタリ C.rhizophorum A. Ad…
View More マングローブ干潟におけるキヌカツギハマシイノミガイMelampus (Micromelampus) sincaporensic Pfeiffer, 1855 とカワザンショウガイ科数種の間での生活史比較鹿児島市北部における陸産貝類の分布
鹿児島県は,南北に広大な土地を有し,多種 多様な生態系が見られ,生物が分布している.そ の中で,陸産貝類は乏しい移動能力のため,独自 の気候に適した固有種が多く発見されてきた.鹿 児島県の離島は本土とは異なった気候を有し…
View More 鹿児島市北部における陸産貝類の分布鹿児島湾におけるウミニナ Batillaria multiformis 集団のサイズ頻度分布季節変動
鹿児島県喜入町を流れる愛宕川の河口干潟に は,上流部にメヒルギ(Kandelia candel)やハマ ボウ(Hibiscus hamabo)からなるマングローブ林 が 広 が っ て お り, そ の 周 辺 に は …
View More 鹿児島湾におけるウミニナ Batillaria multiformis 集団のサイズ頻度分布季節変動鹿児島湾におけるヒメウズラタマキビLittoraria (Littorinsis) intermedia(Philippi, 1846) の生息地による生活史の比較
ヒメウズラタマキビガイ Littoraria (Littorinposis) intermedia (Philippi, 1846) は タ マ キ ビ ガ イ 科 Littorinidae に属する雌雄異体の巻き貝であ…
View More 鹿児島湾におけるヒメウズラタマキビLittoraria (Littorinsis) intermedia(Philippi, 1846) の生息地による生活史の比較鹿児島県南九州市・指宿市における陸産貝類の分布
鹿児島県本土は,日本本土に広く生息する陸 産貝類種の南限となっている例が多く,薩摩地方・ 大隅地方・霧島地方を数多くの種が分布の南限と している.近年,鹿児島県本土において陸産貝類 相の調査が行われているが,薩摩半島南部…
View More 鹿児島県南九州市・指宿市における陸産貝類の分布鹿児島湾喜入において防災整備事業によって破壊された愛宕川河口干潟の巻貝相の生態回復
干潟は河川が運んだ土砂が河口付近や湾奥な どの海底に堆積し,干潮の際に海面上へ姿を現し たものであり,水質浄化や生物多様性の保全など 重要な役割を持った環境である.日本の干潟は, 全国で過去 60 年の間に 40%が失わ…
View More 鹿児島湾喜入において防災整備事業によって破壊された愛宕川河口干潟の巻貝相の生態回復鹿児島県薩摩半島南部の陸産貝類相の生物地理学的分析
陸産貝類は,移動性が低く,進化が限られた ごく狭い範囲で起こるため,地域的な種分化が多 い.このような特性から,各地域における陸産貝 類相の特徴を掴むのに非常に適している. 本研究の調査地とした鹿児島県薩摩半島南部 地域…
View More 鹿児島県薩摩半島南部の陸産貝類相の生物地理学的分析奄美大島笠利湾手花部干潟におけるミドリシャミセンガイの干潟内分布と底質環境
腕足動物門舌殻亜門舌殻綱シャミセンガイ目 に属するシャミセンガイ科は先カンブリア代後期 に地球上に出現した動物であり,それ以来ほとん ど形態を変化させずに生き延びていることから, 生きた化石とも呼ばれている.現在シャミセ…
View More 奄美大島笠利湾手花部干潟におけるミドリシャミセンガイの干潟内分布と底質環境