カ ス ミ サ ン シ ョ ウ ウ オ(Hynobius nebulosus) はサンショウウオ目サンショウウオ科に属し,愛 知県以西に分布する代表的な止水性のサンショウ ウオ類である(図 1).鹿児島県出水平野は国内 …
View More 高速道路建設とカスミサンショウウオ生息地の環境保全措置-生息地分断と島状化現象への課題-投稿者: harazaki
鹿児島県の新幹線高架橋で発見されたオヒキコウモリ Tadarida insignisの生息状況
There has so far been no record of the Oriental free- tailed bat, Tadarida insignis, in Kagoshima prefecture. …
View More 鹿児島県の新幹線高架橋で発見されたオヒキコウモリ Tadarida insignisの生息状況鹿児島県におけるカワネズミChimarrogale platycephalusの生息確認と分布
カワネズミ Chimarrogale platycephalus は,本州 (千葉県を除く)と九州本土に生息する日本固有 種である(Abe et al., 2015).背面の体毛は夏季に 黒褐色,冬季に灰色強い色に変わり…
View More 鹿児島県におけるカワネズミChimarrogale platycephalusの生息確認と分布県指定天然記念物「溝ノ口洞穴」の地質学的特徴
曽於市財部町大塚原にある「溝ノ口洞穴」は, 昭和 30 年 1 月 14 日に鹿児島県の文化財天然記念 物に指定されている.指定にあたり,県文化財保 護審議委員の門田重行氏が調査報告書を作成して いる.平成 26 年 6…
View More 県指定天然記念物「溝ノ口洞穴」の地質学的特徴鹿児島湾で初めて記録された造礁サンゴ類 4 種の産卵
造礁サンゴは夏期の満月前後に産卵すること がよく知られ,サンゴ礁域では産卵に関する多く の研究や観察が行われている.特に初夏のミドリ イシ類の一斉産卵については,高い精度で産卵予 測が可能なほどの観察実績があり,奄美大島…
View More 鹿児島湾で初めて記録された造礁サンゴ類 4 種の産卵ヘビギンポ科クロマスク属 Helcogramma ishigakiensis (Aoyagi, 1954)に適用すべき標準和名
Tashiro and Motomura (2014) は, こ れ ま で Helcogramma inclinata (Fowler, 1946) の新参異名と されていた Lepidoblennius marmor…
View More ヘビギンポ科クロマスク属 Helcogramma ishigakiensis (Aoyagi, 1954)に適用すべき標準和名薩摩硫黄島温泉の化学成分の研究
硫黄島(薩摩硫黄島)は鹿児島県大島郡三島村 に所属し,薩南諸島北部に位置する島である.鬼 界カルデラの一部でその大きさは東西5.5 km × 南北2.0 km の火山島である.同島は俊寛僧侶流 刑の伝説地として知られてい…
View More 薩摩硫黄島温泉の化学成分の研究奄美大島と九州南部の干潟底生生物群集
干潟とは,砂泥質の海岸で干満差により干出 する地形の事であり,特に,内湾における河口域 の三角州や,波あたりの少ない海岸に形成される. 干潟に生息する生物は主に無脊椎の底生動物であ り,その摂食様式は,底質中や表層の有機…
View More 奄美大島と九州南部の干潟底生生物群集鹿児島湾喜入干潟での防災道路整備事業における巻貝類の生態回復
干潟は水質浄化や生物多様性の保全など重要 な役割を持った環境である.日本の干潟は,2006 年の時点で,過去 60 年の間に 40% が失われた(花 輪,2006).干潟は埋め立てや干拓の対象になり やすく,最も多い消失…
View More 鹿児島湾喜入干潟での防災道路整備事業における巻貝類の生態回復奄美大島に分布する陸産貝類の生息現況に関する予備調査
鹿児島県の南に位置する奄美大島は,生物の多様性が高い地域である.陸産貝類は島嶼等の狭い地域での進化や種分化が著しい動物群であり,生物地理学においても指標生物として重要な動物群である.奄美大島の陸産貝類の生息現況を把握する…
View More 奄美大島に分布する陸産貝類の生息現況に関する予備調査