鹿児島県は日本一のウミガメ類の上陸・産卵地となっており,特にアカウミガメは毎年数千頭が上陸・産卵している(鹿児島県,2018).昭和63年には「鹿児島県ウミガメ保護条例」が制定され,各種の保護対策事業が実施されている.ウ…
View More ウミガメ類の卵捕食対策の検討(その2:対策資材の検討)著者: 稲留陽尉
ウミガメ類の卵捕食対策の検討(その1:産卵巣の保護)
鹿児島県は日本一のウミガメ類の上陸・産卵地となっており,特にアカウミガメは毎年数千頭が上陸・産卵している(鹿児島県,2018).昭和63年には「鹿児島県ウミガメ保護条例」が制定され,各種の保護対策事業が実施されている. …
View More ウミガメ類の卵捕食対策の検討(その1:産卵巣の保護)トカラ列島臥蛇島の鳥類相
トカラ列島は,鹿児島県の屋久島と奄美大島の間に位置し,有人島7島,無人島5島からなる島々にて構成されている.これらの島々は,日本本土と奄美大島,沖縄,東南アジア地域を行き来する鳥類にとって,季節的な渡りを行う際の重要な中…
View More トカラ列島臥蛇島の鳥類相鹿児島県におけるカワネズミChimarrogale platycephalusの生息確認と分布
カワネズミ Chimarrogale platycephalus は,本州 (千葉県を除く)と九州本土に生息する日本固有 種である(Abe et al., 2015).背面の体毛は夏季に 黒褐色,冬季に灰色強い色に変わり…
View More 鹿児島県におけるカワネズミChimarrogale platycephalusの生息確認と分布トカラ列島口之島で確認されたテンMartes melampus
トカラ列島は,鹿児島県の屋久島と奄美大島 の間に位置し,有人島 7 島,無人島 5 島で構成さ れている.悪石島と小宝島の間には,生物地理学 上の区系分布境界線である渡瀬線が存在し,旧北 区と東洋区それぞれの特徴を示す生…
View More トカラ列島口之島で確認されたテンMartes melampus出水平野で確認されたオキチモズク(Nemalionopsis tortuosa) の生育状況
オキチモズクは,日本特産の淡水紅藻類であり, 浅い小流中の石に付着する.晩秋から晩春の時期 に周辺の水温より高い流水中に生育する(熊野, 2000).1938 年に愛媛県旧川内町(現在の東温市) のお吉泉にて発見された.…
View More 出水平野で確認されたオキチモズク(Nemalionopsis tortuosa) の生育状況北薩地域のタナゴ類の分布と二枚貝の利用について
タナゴ類とは,コイ科タナゴ亜科に属する魚 類で,国内に 3 属 17 種・亜種,世界では約 40 種 の生息が確認されている.鹿児島県の北薩地域は, アブラボテ Tanakia limbata の国内分布の南限とさ れ,…
View More 北薩地域のタナゴ類の分布と二枚貝の利用について