野生の哺乳類の多くは夜行性なので,その姿を目撃することや出会うことが難しいのです.彼らの活動場所の大半は人の生活域から少し離れています.また,警戒心が強くて人の気配を素早くキャッチして身を隠します.そのため,彼らの生息の…
View More 生物多様性モニタリング・プロトコール 3 野生動物の痕跡を探そう -意外に身近にいる野生動物たち-著者: 船越公威
鹿児島県の新幹線高架橋で発見されたオヒキコウモリ Tadarida insignisの生息状況
There has so far been no record of the Oriental free- tailed bat, Tadarida insignis, in Kagoshima prefecture. …
View More 鹿児島県の新幹線高架橋で発見されたオヒキコウモリ Tadarida insignisの生息状況鹿児島県におけるカワネズミChimarrogale platycephalusの生息確認と分布
カワネズミ Chimarrogale platycephalus は,本州 (千葉県を除く)と九州本土に生息する日本固有 種である(Abe et al., 2015).背面の体毛は夏季に 黒褐色,冬季に灰色強い色に変わり…
View More 鹿児島県におけるカワネズミChimarrogale platycephalusの生息確認と分布鹿児島県北部とその周辺域におけるヤマネGlirulus japonicusの生息確認と分布
ヤマネ Glirulus japonicus は,本州,四国,九州 に分布する 1 属 1 種の日本固有種で,1975 年に 国の天然記念物に指定されている(金子,2005; Iwasa, 2009).生息域は低山帯から…
View More 鹿児島県北部とその周辺域におけるヤマネGlirulus japonicusの生息確認と分布鹿児島県大隅半島におけるヤマネGlirulus japonicusの生息確認と分布
ヤマネ Glirulus japonicus は,本州,四国,九州, 隠岐島後に分布する 1 属 1 種の日本固有種で, 1975 年に国の天然記念物に指定されている(金 子,2005).頭胴長約 75 mm,尾長約 5…
View More 鹿児島県大隅半島におけるヤマネGlirulus japonicusの生息確認と分布徳之島における希少種リュウキュウテングコウモリ Murina ryukyuana の生態
リュウキュウテングコウモリ Murina ryukyuana は,沖縄島北部のヤンバルの森林で 1996 年に発 見され,同時に発見されたヤンバルホオヒゲコウ モリ Myotis yanbarensis とともに新種記載…
View More 徳之島における希少種リュウキュウテングコウモリ Murina ryukyuana の生態フイリマングース Herpestes auropunctatus の水晶体重量に基づく 齢査定と年齢構成
フイリマングース Herpestes auropunctatus は, マングース科エジプトマングース属に属し,西ア ジアから東南アジア,中国南部に広く分布してい る(Wozencraft, 2005; Yamada e…
View More フイリマングース Herpestes auropunctatus の水晶体重量に基づく 齢査定と年齢構成鹿児島県産ニホンノウサギの生態と保全について
ニホンノウサギLepus brachyurus は日本の固有 種である(山田,1996; Yamada, 2009).世界のノ ウサギ属と比べると,四肢,尻尾,耳の長さが比 較的短く,体重も軽い小型の種に属する.本種は …
View More 鹿児島県産ニホンノウサギの生態と保全について鹿児島県志布志湾の枇榔島で拾得されたキクガシラコウモリ科 キクガシラコウモリ属 Rhinolophus 2 種の初記録
鹿児島県志布志湾の枇榔島は志布志市の沖合い 南方約5 km の志布志湾内に位置し,周囲3.2 km, 頂上部海抜83 m,面積17.7 ha の小さな無人島で ある(31°26′N, 131°07′E: 図1).地質は第…
View More 鹿児島県志布志湾の枇榔島で拾得されたキクガシラコウモリ科 キクガシラコウモリ属 Rhinolophus 2 種の初記録鹿児島県産のキツネの生息状況と保全
キツネ Vulpes vulpes は食肉目のイヌ科に属する 哺乳類で,ユーラシアの大部分と北米に広く分布 し,日本では北海道,本州,四国,九州に分布す るが,北海道産をキタキツネ V. v. schrencki と本 …
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