奄美大島笠利湾手花部干潟におけるミドリシャミセンガイの干潟内分布と底質環境

腕足動物門舌殻亜門舌殻綱シャミセンガイ目 に属するシャミセンガイ科は先カンブリア代後期 に地球上に出現した動物であり,それ以来ほとん ど形態を変化させずに生き延びていることから, 生きた化石とも呼ばれている.現在シャミセ…

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鹿児島湾の重富干潟における底生生物相及びその生息環境の変化

干潟とは川から運ばれた砂泥が堆積してできた 地形で,波浪が少なく潮の満ち引きが大きい内湾 などに形成される.そこに棲むさまざまな種の動 物が,有機物の除去や生態系内の物質循環に関し て重要なはたらきを担っており,干潟のエ…

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松元ダムにおけるオオクチバスとブルーギルの駆除—人工産卵装置と捕獲装置を用いて —

外来種とは,もともとの生息地ではないところへ人為的に移行された生物のことである.その中でも,オオクチバスMicropterus salmoides やブルーギル Lepomis macrochirus は代表的な海外から…

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出水平野で確認されたオキチモズク(Nemalionopsis tortuosa) の生育状況

オキチモズクは,日本特産の淡水紅藻類であり, 浅い小流中の石に付着する.晩秋から晩春の時期 に周辺の水温より高い流水中に生育する(熊野, 2000).1938 年に愛媛県旧川内町(現在の東温市) のお吉泉にて発見された.…

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北限域のマングローブ林における底生生物相:亜熱帯域との比較

マングローブとは熱帯・亜熱帯の河口汽水域 に生育する耐塩性植物の総称であり,それによっ て形成される林のことをマングローブ林という. 陸域から海域への移行帯(エコトーン)を形成し, それぞれの地に適応した特徴的な生物が生…

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過去 60 年間における鹿児島湾奥の海岸線の変化

浅海域は海洋における生物生産を支える場所 であるとともに,干潟や藻場といった様々な生息 場所から成り立ち,それぞれが重要な機能をはた している.なかでも河口域に発達する干潟には, 内湾の富栄養化を抑制する水質浄化の場とし…

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