カ ス ミ サ ン シ ョ ウ ウ オ(Hynobius nebulosus) はサンショウウオ目サンショウウオ科に属し,愛 知県以西に分布する代表的な止水性のサンショウ ウオ類である(図 1).鹿児島県出水平野は国内 …
View More 高速道路建設とカスミサンショウウオ生息地の環境保全措置-生息地分断と島状化現象への課題-著者: 宅間友則
アナグマの被害に対する河川堤防の保全策
アナグマ Meles meles は,ヨーロッパから極東 までのユーラシア北部に広く分布し,日本では, そ の 亜 種 で あ る ニ ホ ン ア ナ グ マ Meles meles anakuma が本州,四国および九…
View More アナグマの被害に対する河川堤防の保全策川内川曾木分水路の自然再生の現状― 河道掘削竣工後のエコシステムの回復 ―
近自然河川工法(多自然型川づくり)は, 人間の利便性を地球環境や生命に配慮しながら実 現しようとする試みのひとつであり,「自然と人 との共生」を目指している.本調査の目的は,竣 工後のエコシステム(河川生態系)回復状況の…
View More 川内川曾木分水路の自然再生の現状― 河道掘削竣工後のエコシステムの回復 ―鹿児島県産カスミサンショウウオの産卵生態と生息環境モデルを用いた生息域推定
カスミサンショウウオ(Hynobius nebulosus)は, サンショウウオ目サンショウウオ科に属し,愛知 県以西に分布する代表的なサンショウウオ類であ る.鹿児島県は分布域の最南端に当たり,県内で 確認されているサ…
View More 鹿児島県産カスミサンショウウオの産卵生態と生息環境モデルを用いた生息域推定高速道路建設にともなうカスミサンショウウオ生息地の環境保全措置 ― 移動経路の確保 ―
道路が我々の生活にとって,なくてはならない ものであることは言うまでもない.にもかかわら ず,道路を建設する際に,森林地域や農村にある 自然を消失させ,そこに生育・生息する多様な生 物の種と,それらがつくりだす生態系に影…
View More 高速道路建設にともなうカスミサンショウウオ生息地の環境保全措置 ― 移動経路の確保 ―カヤネズミの球巣構造と巣内残留物
カヤネズミ(Micromys minutus)はネズミ目ネ ズミ科に属し,成獣でも頭胴長 50–80 mm,尾長 61–83 mm,体重 7–14 g 程度の小さなネズミであ る(図 1).本州の宮城県及び新潟県・石川県…
View More カヤネズミの球巣構造と巣内残留物自動撮影装置を使用した野生生物調査法―アナログ式とデジタル式の効果的活用―
野生生物の分布・生息状況の調査は,本来捕 獲や目視による手法が主流である.しかし調査対 象によっては十分な成果が得られない場合があ り,特に哺乳類は警戒心が強く,動作も俊敏であ ることから直接捕獲や目視は困難である.従っ…
View More 自動撮影装置を使用した野生生物調査法―アナログ式とデジタル式の効果的活用―