奄美群島を含む南西諸島では,奄美・琉球地 域の世界自然遺産登録に向けた活動が国や県ばか りでなく,地域住民にまで広がりつつある(鹿児 島県,2014a).その中で,奄美群島では,道路網 の整備など奄美大島の開発が進むのに…
View More 加計呂麻島の海岸湿地に生息する甲殻類と貝類の記録VOL.: Vol.41
奄美群島のアリ
Forty seven ant species belonging to 23 genera in 5 subfamilies were collected from 7 habitat types on Amami I…
View More 奄美群島のアリ奄美群島請島のアリ
請島は奄美群島加計呂麻島の南方に位置し (Fig. 1),行政上は鹿児島県大島郡瀬戸内町に属 する.面積は 13.34 km2,人口は 161 人(鹿児島県, 2010)の島である. これまで奄美群島からは,喜界島 17…
View More 奄美群島請島のアリテナガエビ科スジエビの奄美大島における初記録
南西諸島は,鹿児島県種子島から沖縄県与那 国島まで連なる,南北約 1200 km わたる島嶼群で ある.この地域には生物地理境界線の三宅線,渡 瀬線,及び蜂須賀線の 3 線が設定され,生物地理 学上興味ある地域の 1 つ…
View More テナガエビ科スジエビの奄美大島における初記録シモフリシオマネキの奄美大島における初記録
奄美大島は,南西諸島中央部の中琉球を構成 する島嶼の一つで,総面積709 km2 と,沖縄島に 次いで大きな島である.沖縄島に比べ山が広く深 いため陸域や陸水域の生物多様性に富んでおり, 「東洋のガラパゴス」 とも呼ばれ…
View More シモフリシオマネキの奄美大島における初記録鹿児島県黒島沖の大陸斜面域から得られた底生魚類およびギンザメ科アカギンザメHydrolagus mitsukuriiの記録
東シナ海の魚類相に関する研究は,沖縄舟状 海盆とその周辺海域で採集された魚類を報告した 岡村・北島(1984)や琉球列島周辺の底生魚類を 報告した Shinohara et al. (2005),東シナ海全域と 黄海でみ…
View More 鹿児島県黒島沖の大陸斜面域から得られた底生魚類およびギンザメ科アカギンザメHydrolagus mitsukuriiの記録薩南諸島広域から得られたヒシダイ科魚類ヒシダイ Antigonia capros
ヒシダイ科は強く側扁した円盤状の体を有す ること,体背縁が尖り,腹縁はやや丸みを帯びる こと,体高が頭長の 2 倍以上であること,体長が 頭長の 2.4–3.0 倍であること,背鰭と臀鰭軟条が すべて分枝することなどの特…
View More 薩南諸島広域から得られたヒシダイ科魚類ヒシダイ Antigonia caprosサバ科魚類ヒラサワラ Scomberomorus koreanusの日本沿岸からの 2 番目の記録
サバ科サワラ属(Scombridae: Scomberomorus) は世界で 18 種が有効種として認められており (Collette and Nauen, 1983),そのうち,日本から はヨコシマサワラ S. co…
View More サバ科魚類ヒラサワラ Scomberomorus koreanusの日本沿岸からの 2 番目の記録鹿児島県北部から得られたサバ科魚類グルクマ Rastrelliger kanagurtaの記録
サバ科 Scombridae は世界で 15 属 49 種が知ら れており(Collette and Nauen, 1983),日本近海に は 11 属 21 種が分布する(中坊・土居内,2013). グルクマ属 Ras…
View More 鹿児島県北部から得られたサバ科魚類グルクマ Rastrelliger kanagurtaの記録鹿児島湾から得られたタチウオ科魚類ユメタチモドキ Evoxymetopon taeniatum
タチウオ科ユメタチモドキ属 Evoxymetopon は 両眼間隔域が隆起縁を形成し,眼は頭部側面に位 置すること,背鰭に欠刻がないこと,円盤状の腹 鰭と臀鰭第 1 棘条および二叉型の尾鰭を有するな どの特徴をもち(Na…
View More 鹿児島湾から得られたタチウオ科魚類ユメタチモドキ Evoxymetopon taeniatum