ア リ グ モ Myrmarachne japonica Karsch は, ハ エトリグモ科アリグモ属に属するクモで,ロシア 極東部,中国,韓国,日本,台湾と広く分布する. アリグモ属に属する種はふつう形態・行動がアリ…
View More 南西諸島におけるアリグモの地理的変異VOL.: Vol.39
希少種フジジガバチ(ハチ目:アナバチ科)の九州における 生息環境について
フジジガバチ Ammophila atripes japonica Kohl, 1906(図 1–2)はアナバチ科の有剣ハチ目昆虫で, メスの体長は 30 mm 前後,オスではやや小型で 25 mm 前後である.メスは脚…
View More 希少種フジジガバチ(ハチ目:アナバチ科)の九州における 生息環境について日本南限ブナ林のアリ
Seventeen ant species were collected from 2 habitat types on Mt. Onogara-dake, Mts. Taka- kuma, Kanoya City, K…
View More 日本南限ブナ林のアリ鹿児島県黒島・硫黄島・竹島のアリ相
鹿児島県の大隅諸島と宇治・草垣群島の間に 位置する黒島・硫黄島・竹島は,別名上三島,口 ノ三島とも呼ばれ,行政的には鹿児島郡三島村に 属する(Fig. 1).これら3 島の昆虫相は1980 年 代から鹿児島県立博物館によ…
View More 鹿児島県黒島・硫黄島・竹島のアリ相鹿児島県喜入干潟における海産巻貝ウミニナ Batillaria multiformis (Lischke, 1869)(腹足綱ウミニナ科)の貝殻内部成長線分析
軟体動物の大部分は移動能力が低く,生息地 の不適環境に耐えて生活する必要がある.そのた め,軟体動物は様々な成長障害(ディスターバン ス)を受けることになり,貝類の成長線はこのディ スターバンスによって殻に記録される.貝…
View More 鹿児島県喜入干潟における海産巻貝ウミニナ Batillaria multiformis (Lischke, 1869)(腹足綱ウミニナ科)の貝殻内部成長線分析鹿児島県喜入干潟におけるフトヘナタリ Cerithidea rhizopyorarum の繁殖行動
フトヘナタリ Cerithidea rhizophorarum は,西 太平洋の熱帯・亜熱帯に分布し,日本では東京湾 以南で見られる雌雄異体の巻貝である.鹿児島県 鹿児島市喜入町愛宕川流域の河口干潟はメヒルギ Kande…
View More 鹿児島県喜入干潟におけるフトヘナタリ Cerithidea rhizopyorarum の繁殖行動鹿児島湾におけるイシダタミガイ Monodonta labio confusa Tapprone-Canefri, 1874 の生活史および 殻の内部成長線分析に基づく年齢推定
Monodonta labio confusa belonging to the Trochidae is a tidal snail, is distributed along the west coast of th…
View More 鹿児島湾におけるイシダタミガイ Monodonta labio confusa Tapprone-Canefri, 1874 の生活史および 殻の内部成長線分析に基づく年齢推定鹿児島県産ケシボウズタケ属 Tulostoma の生態
ケシボウズタケ属 Tulostoma の大半は,海浜砂 地,荒れ地,石灰岩地といったおよそきのこのイ メージとは似ても似つかない環境を生息場所とし ている.現在,わが国では 7–8 種ほどに和名が与 えられているが,茨城…
View More 鹿児島県産ケシボウズタケ属 Tulostoma の生態出水平野で確認されたオキチモズク(Nemalionopsis tortuosa) の生育状況
オキチモズクは,日本特産の淡水紅藻類であり, 浅い小流中の石に付着する.晩秋から晩春の時期 に周辺の水温より高い流水中に生育する(熊野, 2000).1938 年に愛媛県旧川内町(現在の東温市) のお吉泉にて発見された.…
View More 出水平野で確認されたオキチモズク(Nemalionopsis tortuosa) の生育状況世界自然遺産登録地屋久島西部地区でのシカによる 生態系被害回復モニタリング — 防鹿ネット柵設置後 3 年間の植生の変化 —
ニホンジカの増加による生態系被害は全国各地 で問題になっているが,県内でも霧島,紫尾山系, 屋久島,臥蛇島等でも食害が著しく,植生に大き なダメージを与えている.屋久島内を見ると特に 世界自然遺産登録地に登録されている西…
View More 世界自然遺産登録地屋久島西部地区でのシカによる 生態系被害回復モニタリング — 防鹿ネット柵設置後 3 年間の植生の変化 —