鹿児島湾で発見された小型ツバサゴカイ科環形動物の記録

鹿児島湾は,陸域に囲まれた峡湾で,水深は一部が200 mを超え,また,湾奥部にはタギリとして知られる火山活動に関連する独特の生物相にも特徴付けられている.湾奥内陸の霧島山系から,湾外に広がる南西諸島までの臨海・島嶼自然環…

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鹿児島県の外来植物I:ヨシススキとキンチャクソウ属の1種サケバキンチャクソウ(新称)

外来植物は,侵入先の生態系を脅かす事例が世界各地で数々報告されており,特に近年は急速に拡大・活発化する人やモノの移動に伴って増加傾向にある. 2010年10月に名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議では,「2…

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和歌山県における過去のイワナ(キリクチ)の自然分布の聞き込み調査,イワナの移入の実態,およびキリクチの背部の白斑について

Habitat and actual records of charr, Salvelinus leucomaenis, from Wakayama Prefecture were investigated by hea…

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ウミガメ類の卵捕食対策の検討(その2:対策資材の検討)

鹿児島県は日本一のウミガメ類の上陸・産卵地となっており,特にアカウミガメは毎年数千頭が上陸・産卵している(鹿児島県,2018).昭和63年には「鹿児島県ウミガメ保護条例」が制定され,各種の保護対策事業が実施されている.ウ…

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ウミガメ類の卵捕食対策の検討(その1:産卵巣の保護)

鹿児島県は日本一のウミガメ類の上陸・産卵地となっており,特にアカウミガメは毎年数千頭が上陸・産卵している(鹿児島県,2018).昭和63年には「鹿児島県ウミガメ保護条例」が制定され,各種の保護対策事業が実施されている. …

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鹿児島県のニホンアナグマMeles anakumaにおけるロードキル個体数の変化からみた捕獲圧の影響とタヌキNyctereutes procyonoidesとの関係について

鹿児島県におけるニホンアナグマMeles anakumaの現状を知るため,6地域別年次別のロードキル個体数/100 kmを算出し,その数が相対的な生息個体数の変化を反映しているとして個体数の推移を追った.個体数の変化に対…

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鹿児島県薩摩半島の東シナ海側における陸産貝類の分布

鹿児島県は日本の西南部に位置し,大きく本土と離島の2つの地域分かれている.これまで,離島の多くで陸産貝類の分布調査が行われていたが,県本土の詳しい生物地理学的な分布調査の研究は比較的少ない.そこで本研究は薩摩半島東シナ海…

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