活発に行われすっかり市民権を得た「ボラン ティア」活動,しかし,今問題が起っている.こ のことについて,ご報告したい. 「ボランティア」という言葉すら無かった昭和 48 年,熊本市中心部で起こり百人を超える焼死 者を出…
View More ボランティアの光と陰 ~ボランティアが終わる?~カテゴリー: 環境
海岸漂着物処理推進法制定と鹿児島県における今後の対策
これまで海岸の清潔の保持は,廃棄物の処理 及び清掃に関する法律(以下,廃掃法という)第 五条に従い,土地の占有者,管理者の義務とされ てきた.一方,海岸の管理者は,海岸法により国 の各省庁から地方公共団体まで多岐にわたる…
View More 海岸漂着物処理推進法制定と鹿児島県における今後の対策映画「砂の道の向こう」で伝えたいこと
平成 21 年度,指宿市の市民グループ「指宿ムー ビープロジェクト」の自主制作映画は,その前年 夏に「知林ヶ島」を題材にあったシナリオコンテ ストで,優秀作品賞となった拙著「砂の道の向こ う」を基にした映画である. 文系…
View More 映画「砂の道の向こう」で伝えたいこと自然保護の新しい展望
自然保護に関して政治行政や国際関係といっ たマクロな視点による研究はこれまで希薄であっ たが,自然保護における問題要因が複雑化,多様 化しつつある昨今において,広い視野を持って課 題の解決にあたる姿勢は不可欠である.筆者…
View More 自然保護の新しい展望過去 60 年間における鹿児島湾奥の海岸線の変化
浅海域は海洋における生物生産を支える場所 であるとともに,干潟や藻場といった様々な生息 場所から成り立ち,それぞれが重要な機能をはた している.なかでも河口域に発達する干潟には, 内湾の富栄養化を抑制する水質浄化の場とし…
View More 過去 60 年間における鹿児島湾奥の海岸線の変化鹿児島の海と魚に関する意識調査
鹿児島県海域の生物多様性や地理的特異性に ついては,最近興味関心が向けられる機会が多く なった.例えば鹿児島大学総合研究博物館におい ても,2007 年に特別展「鹿児島湾の自然史」が 実施されている.このような特別展など…
View More 鹿児島の海と魚に関する意識調査自然保護ガバナンスの考え方
自然保護は環境政策の根幹を担うのみならず,人類の幸福の根源に関わる重要な問題である.自然保護の視点は従来の景観から生態系へと変化し,自然保護地域における問題要因も従来の開発圧や観光等による利用圧に加え,外来種移入問題や気…
View More 自然保護ガバナンスの考え方美術館におけるインタープリテーション
平成 20 年度の日本環境教育学会の大会は,学 習院女子大学で開催された.私も例年通り発表の 予定だったが,美術館の行事のため出席できな かった.予定していた発表を,ここで,改めて御 報告申し上げたい. 私は,平成 19…
View More 美術館におけるインタープリテーション「万之瀬川河口干潟」保護への歩み
平成 19 年 5 月 27 日,日本環境教育学会・鳥 取大会において,万之瀬川河口の天然記念物指定 の経過について発表しました.約 14 年にわたる 経過は,各地で活動している人々の関心を集め, この 14 年を支えた…
View More 「万之瀬川河口干潟」保護への歩み鹿児島湾の自然の魅力を伝えるためには
鹿児島湾は火山性の深い水深,湾口から侵入 する黒潮分流,流入河川などの影響により生物多 様性豊富な貴重な水域である.鹿児島市のような 大都市の近隣に,豊かな自然環境が存在している ことは世界的にも稀である.ここにスポット…
View More 鹿児島湾の自然の魅力を伝えるためには