カタクチイワシ科魚類タイワンアイノコイワシの志布志湾からの確かな記録

カタクチイワシ科タイワンアイノコイワシ属魚類Encrasicholinaは,尾鰭が二叉型であること,腹鰭の前方にのみ稜鱗を有し,背鰭前方と腹鰭後方には稜鱗を欠くこと,尾舌骨が露出し,鰓膜と峡部筋肉を隔てることなどで特徴付…

View More カタクチイワシ科魚類タイワンアイノコイワシの志布志湾からの確かな記録

鹿児島県本土と大隅諸島から初めて記録されたヒメジ科魚類ヨスジヒメジ

ヒメジ科ヒメジ属Upeneusは,背鰭棘数が7–8であること,鋤骨と口蓋骨に絨毛状歯をもつこと,第2背鰭と臀鰭の基底部に小鱗をもつこと,吻長が眼後長より短いかほぼ等しいこと,および尾鰭に斜線があるか側線に沿う縦帯があるこ…

View More 鹿児島県本土と大隅諸島から初めて記録されたヒメジ科魚類ヨスジヒメジ

薩摩半島から得られた鹿児島県初記録のクロタチカマス科魚類フウライカマス

スズキ目クロタチカマス科のフウライカマスNealotus tripes Johnson, 1865は世界中の暖海に広く分布する.一般的に体長15 cm程度,最大でも25 cmの小型種であり,ハダカイワシ科魚類などの小型魚…

View More 薩摩半島から得られた鹿児島県初記録のクロタチカマス科魚類フウライカマス

鹿児島県八房川の感潮域上部から淡水域における魚類相

八房川は鹿児島県北西部を流れる総延長約19 kmの中規模河川で,中岳北斜面からほぼ南西流して東シナ海に注いでいる(池・君付,2001).河道は上流から中流にかけて数十mの深さの谷を刻みながら流れ,小刻みに蛇行して下流の沖…

View More 鹿児島県八房川の感潮域上部から淡水域における魚類相