キンチャクダイ科アブラヤッコ属Centropygeは,日本国内から12種が記録されている(島田,2013). 2019年2月3日に屋久島一湊の水深約19 mから1個体のアブラヤッコ属魚類が採集された.その後,この標本(K…
View More 屋久島におけるチャイロヤッコ(キンチャクダイ科)の標本に基づく初めての記録カテゴリー: 魚類
有毒魚類ツムギハゼの九州沿岸における標本に基づく初めての記録
ハゼ科ツムギハゼ属ツムギハゼYongeichthys nebulosus (Forsskål, 1775)はインド・西太平洋に広く分布し,汽水域や浅海域の砂礫および砂泥底に生息する.国内では琉球列島が主な分布域であること…
View More 有毒魚類ツムギハゼの九州沿岸における標本に基づく初めての記録内之浦湾から得られた鹿児島県初記録のオキイワシ
オキイワシ科Chirocentridaeはニシン目の1科であり,オキイワシChirocentrus dorab (Forsskål, 1775)と,Chirocentrus nudus Swainson, 1839の2種…
View More 内之浦湾から得られた鹿児島県初記録のオキイワシ奄美大島から得られた絶滅危惧種カンムリブダイ
ブダイ科魚類カンムリブダイBolbometopon muricatum (Valenciennes, 1840)は本科魚類の最大種であり,体長95 cm以上に達する(Bellwood, 2001;荻原ほか,2010).カ…
View More 奄美大島から得られた絶滅危惧種カンムリブダイ鹿児島県指宿市で得られたカダヤシ科Poecilia latipinna
Poecilia latipinna (Lesueur, 1821) is herein reported for the first time from Japan on the basis of three spec…
View More 鹿児島県指宿市で得られたカダヤシ科Poecilia latipinnaチカメタカサゴの日本における成魚3 個体目の記録
フエダイ科セダカタカサゴ属Pinjaloは,背鰭基底が部分的に鱗に覆われる,鋤骨に歯帯をもつ,第1鰓弓の下枝鰓耙数が20以下,背鰭が11–12棘かつ13–15軟条,目の中心がほぼ体軸上にある,側線下方の鱗列が斜め上後方へ…
View More チカメタカサゴの日本における成魚3 個体目の記録沖永良部島から得られたハタ科魚類ヤマトトゲメギスの黄緑色幼魚
ハタ科Serranidaeヤマトトゲメギス属AporopsはヤマトトゲメギスAporops bilinearis Schultz, 1943のみが有効とされている(Randall and Baldwin, 1997;吉田…
View More 沖永良部島から得られたハタ科魚類ヤマトトゲメギスの黄緑色幼魚鹿児島県桜島袴腰海岸におけるクジャクガイSeptifer bilocularis (Linnaeus, 1758) の生活史調査 — 殻の外部生長線解析に基づく年齢推定—
クジャクガイSeptifer bilocularis (Linnaeus, 1758)はイガイ目イガイ科の二枚貝で,房総半島・能登半島以南,熱帯インド・西太平洋の潮間帯から水深10mまでの岩礁に分布する.クジャクガイの生…
View More 鹿児島県桜島袴腰海岸におけるクジャクガイSeptifer bilocularis (Linnaeus, 1758) の生活史調査 — 殻の外部生長線解析に基づく年齢推定—屋久島初記録のトビウオ科魚類アカトビ
トビウオ科ハマトビウオ属Cypselurusは,側線に胸部分枝がないこと,胸鰭先端が臀鰭後端に達するか越えること,腹鰭先端が臀鰭起部を越えること,臀鰭起部が背鰭第3軟条の下方またはそれより後方にあること,背鰭軟条が臀鰭軟…
View More 屋久島初記録のトビウオ科魚類アカトビ奄美大島から得られたリュウグウノツカイ
リュウグウノツカイRegalecus russellii (Cuvier, 1816)は体長5.5 m以上に成長する,アカマンボウ目リュウグウノツカイ科リュウグウノツカイ属の1種である.リュウグウノツカイ属魚類は長らく分…
View More 奄美大島から得られたリュウグウノツカイ