鹿児島県霧島市隼人町にある小浜海岸は鹿児 島湾の北部に面する遠浅な砂浜海岸であり,干潮 時には 200–300 m 沖まで干潟が現れる.小浜海岸 の西側にある,小規模河川の福の川が注ぐ河口は 小さな入り江となっており,枯…
View More 鹿児島湾北部の霧島市小浜海岸の魚類相著者: 和田英敏
遠州灘から得られたベニマトウダイの記録と本種の成長変化に関する新知見
ベニマトウダイ科ベニマトウダイ属Parazen Kamohara, 1935は全世界からベニマトウダイParazen pacificus Kamohara, 1935のみが知られており(Fricke et al., 20…
View More 遠州灘から得られたベニマトウダイの記録と本種の成長変化に関する新知見薩摩半島南西沖から得られた東シナ海3 例目のマルカワカジカ
トリカジカ科マルカワカジカ属Marukawichthys Sakamoto, 1931は前鰓蓋棘が5本,胸鰭下部の遊離軟条が4本 ,腹鰭が1棘4軟条であることなどの形態的特徴をもち(Sakamoto, 1931; Yab…
View More 薩摩半島南西沖から得られた東シナ海3 例目のマルカワカジカ薩摩半島西岸から得られた北限記録のオオフエフキ
フエフキダイ科は美味であることから刺網,追い込み網,延縄,および一本釣りなどの漁法で盛んに漁獲され,食用とされる水産上重要分類群である(佐藤,1984).本科魚類は5属44有効種が認められており(Nelson, 2006…
View More 薩摩半島西岸から得られた北限記録のオオフエフキモヨウキカイウツボの奄美群島からの初めての記録,本種の国内における分布記録の再検討,および水中写真に基づくUropterygius cf. polyspilusの記録
ウツボ科キカイウツボ属Scuticariaは,肛門が体中央部よりはるかに後方に位置する,尾部が非常に短い,不対鰭が不明瞭で,尾部の後端部にのみ存在する,両顎に2列の鋭い円錐歯列をもつ,および前鼻孔と後鼻孔が筒状であること…
View More モヨウキカイウツボの奄美群島からの初めての記録,本種の国内における分布記録の再検討,および水中写真に基づくUropterygius cf. polyspilusの記録薩摩半島南西岸から得られたオオクチイケカツオの日本における 3個体目の記録およびブリハダムシの新たな宿主事例
During ichthyofaunal surveys of from Kagoshima Prefecture, Japan, a single adult specimen (534.0 mm standard l…
View More 薩摩半島南西岸から得られたオオクチイケカツオの日本における 3個体目の記録およびブリハダムシの新たな宿主事例鹿児島県いちき串木野市観音ヶ池の護岸工事水抜きに伴う魚類相の現状把握
鹿児島県いちき串木野市に位置する観音ヶ池は,大里川水系重信川下流の農業用水を確保するためのため池であり,食糧増産が求められていた昭和初期に,いちき串木野市内のいくつかのため池と同時期(1937年)に築造された(平,201…
View More 鹿児島県いちき串木野市観音ヶ池の護岸工事水抜きに伴う魚類相の現状把握チカメタカサゴの日本における成魚3 個体目の記録
フエダイ科セダカタカサゴ属Pinjaloは,背鰭基底が部分的に鱗に覆われる,鋤骨に歯帯をもつ,第1鰓弓の下枝鰓耙数が20以下,背鰭が11–12棘かつ13–15軟条,目の中心がほぼ体軸上にある,側線下方の鱗列が斜め上後方へ…
View More チカメタカサゴの日本における成魚3 個体目の記録鹿児島県沖永良部島から得られた北限記録のヒラウミタケハゼおよび本種の生態学的新知見
ハゼ科ウミショウブハゼ属は,世界で17種が有効とされており(Larson, 1990; Greenfield and Randall, 2004; Fricke et al., 2018),日本からは9種が知られている(…
View More 鹿児島県沖永良部島から得られた北限記録のヒラウミタケハゼおよび本種の生態学的新知見ニザダイ科魚類ナガテングハギモドキの鹿児島県薩摩半島と種子島からの記録
ニザダイ科テングハギ属Naso魚類は,世界で20種が有効とされており(Randall, 2001, 2002; Johnson, 2002; Ho et al., 2011),日本からは16種が知られている(島田,201…
View More ニザダイ科魚類ナガテングハギモドキの鹿児島県薩摩半島と種子島からの記録