イサキ科ミゾイサキ属Pomadasys Lacepède, 1802は背鰭起部に前向棘を欠くこと,下顎腹面の先端に2つの小孔をもち,ヒゲを欠くこと,および下顎正中線上に細長い溝をもつことによって特徴づけられ(McKay,…
View More 鹿児島県薩摩半島西岸から得られた国内2例目のカガヤキミゾイサキ,および過去20年間に同海域から新種・日本初記録種として記録された魚類リスト著者: 伊東正英
九州初記録のムラサキヌタウナギおよび鹿児島湾から得られたヌタウナギ属の未同定個体
ヌタウナギ科ヌタウナギ属Eptatretusは世界から50有効種が知られており(Fricke et al., 2020),日本国内からはこのうち5種が知られている(McMillan and Wisner, 2004;中坊…
View More 九州初記録のムラサキヌタウナギおよび鹿児島湾から得られたヌタウナギ属の未同定個体薩摩半島南西沖から得られた東シナ海3 例目のマルカワカジカ
トリカジカ科マルカワカジカ属Marukawichthys Sakamoto, 1931は前鰓蓋棘が5本,胸鰭下部の遊離軟条が4本 ,腹鰭が1棘4軟条であることなどの形態的特徴をもち(Sakamoto, 1931; Yab…
View More 薩摩半島南西沖から得られた東シナ海3 例目のマルカワカジカ薩摩半島西岸から得られた北限記録のオオフエフキ
フエフキダイ科は美味であることから刺網,追い込み網,延縄,および一本釣りなどの漁法で盛んに漁獲され,食用とされる水産上重要分類群である(佐藤,1984).本科魚類は5属44有効種が認められており(Nelson, 2006…
View More 薩摩半島西岸から得られた北限記録のオオフエフキ薩摩半島西岸から得られた鹿児島県初記録のホシヨウジと九州沿岸初記録のホソウミヤッコ (ヨウジウオ科 : ウミヤッコ属)
ヨウジウオ科ウミヤッコ属Halicampusは,躯幹輪数が13–18,総体輪数が39–56,背鰭軟条数が16–26,胸鰭軟条数が10–20,躯幹部と尾部の上隆起線が不連続,および躯幹部中央隆起線と尾部下隆起線が連続するこ…
View More 薩摩半島西岸から得られた鹿児島県初記録のホシヨウジと九州沿岸初記録のホソウミヤッコ (ヨウジウオ科 : ウミヤッコ属)薩摩半島南西岸から得られたオオクチイケカツオの日本における 3個体目の記録およびブリハダムシの新たな宿主事例
During ichthyofaunal surveys of from Kagoshima Prefecture, Japan, a single adult specimen (534.0 mm standard l…
View More 薩摩半島南西岸から得られたオオクチイケカツオの日本における 3個体目の記録およびブリハダムシの新たな宿主事例薩摩半島西岸から得られたヒメジ科魚類 2 種 :九州初記録のフタスジヒメジと鹿児島県初記録のコハクヒメジ
ヒメジ科魚類は日本から3属27種が報告されている(Yamashita et al., 2011;Motomura et al., 2012;波戸岡・土居内,2013;池田・中坊,2015;萬代ほか,2018a, b;小枝…
View More 薩摩半島西岸から得られたヒメジ科魚類 2 種 :九州初記録のフタスジヒメジと鹿児島県初記録のコハクヒメジ薩摩半島西岸から得られた北限記録のセイタカヒイラギ
セイタカヒイラギLeiognathus equulus (Forsskål, 1775)は,インド・西太平洋に広く分布するヒイラギ科魚類の1種である(Woodland, 2001;瀬能,2013).ヒイラギ科魚類は近年,…
View More 薩摩半島西岸から得られた北限記録のセイタカヒイラギ薩摩半島西岸から得られた分布北限記録のシラヌイハタ
シラヌイハタEpinephelus bontoides (Bleeker, 1855)は,西太平洋の熱帯・亜熱帯域に散在的に分布する標準体長50 cmに達する中型ハタ科魚類であり,本科魚類においては珍しく,成魚が河川の汽…
View More 薩摩半島西岸から得られた分布北限記録のシラヌイハタ九州沿岸と種子島から初めて記録されたフエフキダイ科魚類キツネフエフキ
キツネフエフキLethrinus olivaceus Valenciennes, 1830は体長80 cm,全長1 mに達する大型のフエフキダイ科フエフキダイ属魚類である(Carpenter and Allen, 198…
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