鹿児島県霧島市隼人町にある小浜海岸は鹿児 島湾の北部に面する遠浅な砂浜海岸であり,干潮 時には 200–300 m 沖まで干潟が現れる.小浜海岸 の西側にある,小規模河川の福の川が注ぐ河口は 小さな入り江となっており,枯…
View More 鹿児島湾北部の霧島市小浜海岸の魚類相著者: 荒木萌里
屋久島で撮影された水中写真に基づくシューヤジリチンヨウジウオ (ヨウジウオ科:チンヨウジウオ属)の北限記録
ヨウジウオ科チンヨウジウオ属 Bulbonaricus は,躯幹部と尾部の上隆起線が連続する,躯幹部 と尾部の下隆起線が連続する,躯幹輪数が 15– 18,尾輪数が 57–64,尾鰭軟条数が 10,変態後の 成魚では額骨…
View More 屋久島で撮影された水中写真に基づくシューヤジリチンヨウジウオ (ヨウジウオ科:チンヨウジウオ属)の北限記録鹿児島県いちき串木野市新観音ヶ池の水抜き調査によって得られた魚類相の把握と在来種の保護
新観音ヶ池は鹿児島県いちき串木野市港町の「観音ヶ池市民の森」の中に位置し,大里川水系重信川下流域の農業用水を確保するために1960年に築造されたため池である(平,2015).新観音ヶ池の上流に位置する観音ヶ池では2016…
View More 鹿児島県いちき串木野市新観音ヶ池の水抜き調査によって得られた魚類相の把握と在来種の保護鹿児島県本土におけるヨウジウオ科魚類タツノイトコの標本に基づく記録
ヨウジウオ科タツノイトコ属Acentronuraタツノイトコ亜属Acentronuraは,尾鰭をもたないこと,尾部が渦巻き状であること,眼球に骨質の小板がないこと,頭部が躯幹部とほぼ同一体軸上にあること,躯幹部と尾部の上…
View More 鹿児島県本土におけるヨウジウオ科魚類タツノイトコの標本に基づく記録鹿児島県薩摩半島西岸から得られた九州沿岸初記録のタカマユウツボ
ウツボ科タカマユウツボ属Anarchias Jordan and Starks, 1906は,背鰭と臀鰭が尾端部に限られる,眼上管の開口部が後鼻孔と隣接するなどの形質によって特徴づけられ(Böhlke et al., 1…
View More 鹿児島県薩摩半島西岸から得られた九州沿岸初記録のタカマユウツボ薩摩半島西岸から得られた鹿児島県初記録のホシヨウジと九州沿岸初記録のホソウミヤッコ (ヨウジウオ科 : ウミヤッコ属)
ヨウジウオ科ウミヤッコ属Halicampusは,躯幹輪数が13–18,総体輪数が39–56,背鰭軟条数が16–26,胸鰭軟条数が10–20,躯幹部と尾部の上隆起線が不連続,および躯幹部中央隆起線と尾部下隆起線が連続するこ…
View More 薩摩半島西岸から得られた鹿児島県初記録のホシヨウジと九州沿岸初記録のホソウミヤッコ (ヨウジウオ科 : ウミヤッコ属)鹿児島県いちき串木野市観音ヶ池の護岸工事水抜きに伴う魚類相の現状把握
鹿児島県いちき串木野市に位置する観音ヶ池は,大里川水系重信川下流の農業用水を確保するためのため池であり,食糧増産が求められていた昭和初期に,いちき串木野市内のいくつかのため池と同時期(1937年)に築造された(平,201…
View More 鹿児島県いちき串木野市観音ヶ池の護岸工事水抜きに伴う魚類相の現状把握屋久島におけるトラギス属魚類2 種の記録
トラギス科トラギス属魚類Parapercisは体が円筒形で,尾柄部が後方に向かうにつれて側扁する,両顎前部に後方に反った犬歯状歯が1列あり,その後に絨毛状歯が続く,主鰓蓋骨に1本の鋭い棘をもつ,背鰭棘数が4–5であり,棘…
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