ネズッポ科イッポンテグリ属(Callionymidae: Dactylopus)は世界でイッポンテグリ Dactylopus dactylopus (Valenciennes, 1837) と Dactylopus ku…
View More 水中写真に基づくイッポンテグリ ( ネズッポ科:イッポンテグリ属 ) の屋久島からの初記録著者: 本村浩之
鹿児島湾北部の霧島市小浜海岸の魚類相
鹿児島県霧島市隼人町にある小浜海岸は鹿児 島湾の北部に面する遠浅な砂浜海岸であり,干潮 時には 200–300 m 沖まで干潟が現れる.小浜海岸 の西側にある,小規模河川の福の川が注ぐ河口は 小さな入り江となっており,枯…
View More 鹿児島湾北部の霧島市小浜海岸の魚類相甑島列島初記録のウメイロ(スズキ目フエダイ科)
A single specimen of the Yellowtail Blue Snaper, Paracaesio xanthura (Bleeker, 1869) (285.0 mm stan- dard leng…
View More 甑島列島初記録のウメイロ(スズキ目フエダイ科)屋久島で撮影された水中写真に基づくシューヤジリチンヨウジウオ (ヨウジウオ科:チンヨウジウオ属)の北限記録
ヨウジウオ科チンヨウジウオ属 Bulbonaricus は,躯幹部と尾部の上隆起線が連続する,躯幹部 と尾部の下隆起線が連続する,躯幹輪数が 15– 18,尾輪数が 57–64,尾鰭軟条数が 10,変態後の 成魚では額骨…
View More 屋久島で撮影された水中写真に基づくシューヤジリチンヨウジウオ (ヨウジウオ科:チンヨウジウオ属)の北限記録八代海南部から得られた南限記録のシラウオ
シラウオ科 Salangidae は,シラス型の細長く半 透明な体をもち,幼形成熟する特徴的な魚類群で ある(沖山,2014;隼野,2014).本科魚類は東 アジアに分布し(Roberts, 1984;隼野,2014),…
View More 八代海南部から得られた南限記録のシラウオトカラ列島初記録のオオクチイワシの成魚とシロハナハダカ(ハダカイワシ科)
ハダカイワシ科Myctophidaeは世界から少なくとも33属248種が知られており,日本国内からはこのうち23属87種が知られている(中坊,2018).2019年にトカラ列島平島において4個体のハダカイワシ科魚類が採集…
View More トカラ列島初記録のオオクチイワシの成魚とシロハナハダカ(ハダカイワシ科)鹿児島県薩摩半島の鹿児島湾に注ぐ小河川から得られた準絶滅危惧種ルリヨシノボリ
ヨシノボリ属Rhinogobius Gill, 1859は河川や湖沼に生息するハゼ科魚類であり,ロシアからタイとフィリピンにかけての東アジアと東南アジアに分布する(Chen and Miller, 2014).世界で約6…
View More 鹿児島県薩摩半島の鹿児島湾に注ぐ小河川から得られた準絶滅危惧種ルリヨシノボリトカラ列島初記録のホウキハタとカケハシハタ(スズキ目ハタ科)
ホウキハタEpinephelus morrhua (Valenciennes, 1833)とカケハシハタEpinephelus radiatus (Day, 1868)は,ともにインド・太平洋に広く分布するハタ科魚類であ…
View More トカラ列島初記録のホウキハタとカケハシハタ(スズキ目ハタ科)鹿児島県薩摩半島西岸から得られた国内2例目のカガヤキミゾイサキ,および過去20年間に同海域から新種・日本初記録種として記録された魚類リスト
イサキ科ミゾイサキ属Pomadasys Lacepède, 1802は背鰭起部に前向棘を欠くこと,下顎腹面の先端に2つの小孔をもち,ヒゲを欠くこと,および下顎正中線上に細長い溝をもつことによって特徴づけられ(McKay,…
View More 鹿児島県薩摩半島西岸から得られた国内2例目のカガヤキミゾイサキ,および過去20年間に同海域から新種・日本初記録種として記録された魚類リスト種子島初記録の準絶滅危惧ハゼ科魚類ヒゲワラスボ
ヒゲワラスボTrypauchenopsis intermedia Vols, 1903は体が無鱗で細長い,背鰭が1基で基底が長い,背鰭と臀鰭の鰭膜が尾鰭と連続する,頭部全体にひげをもつなどの特徴をもち(Shibukawa…
View More 種子島初記録の準絶滅危惧ハゼ科魚類ヒゲワラスボ