鹿児島県の桜島にある溶岩性転石海岸である袴腰海岸には,複数の肉食貝類が生息している.そのなかでもカヤノミカニモリClypeomorus bifasciataは普通に見られる種であるが研究対象とされた例が無く,その生態はほ…
View More 桜島の火山溶岩の転石海岸におけるカヤノミカニモリClypeomorus bifasciata (G. B. Sowerby II, 1855) の生活史著者: 冨山清升
マングローブ干潟におけるヘナタリCerithdea cingulate (Gmelin, 1790) のサイズ頻度分布の季節変化とω指数に基づく他種との共存関係
ヘナタリCerithdea cingulata (Gmelin.1790)は,フトヘナタリ科に属する巻貝で,内湾の干潮帯に生息する.そのヘナタリにおける季節のサイズ分布を研究した.ヘナタリの殻高は20–30 mmで,殻の…
View More マングローブ干潟におけるヘナタリCerithdea cingulate (Gmelin, 1790) のサイズ頻度分布の季節変化とω指数に基づく他種との共存関係鹿児島市伍位野川におけるマーキング法によるイシマキガイClithon retropictusの生態の研究
イシマキガイClithon retropictusは,本州中部以南の淡水,汽水に生息する卵生の腹足類である.イシマキガイは,藻食性の傾向が強く,また,岩に吸着する能力が高いため,藻類の多い河川の瀬の岩場に多く見られる.鹿…
View More 鹿児島市伍位野川におけるマーキング法によるイシマキガイClithon retropictusの生態の研究干潟におけるウミニナ集団のサイズ頻度分布季節変化の個体群間比較
鹿児島県喜入町の愛宕川河口干潟には,ウミニナBatillaria multiformis (Lischke)が生息している.ウミニナは泥中に紐状の卵鞘を産み,ベリジャー幼生が孵化するプランクトン発生である.しかし,本種の…
View More 干潟におけるウミニナ集団のサイズ頻度分布季節変化の個体群間比較マングローブ干潟におけるカワアイCerithideopsilla djadjariensis のサイズ分布と他の貝との種間関係の季節変動
鹿児島県喜入町の愛宕川河口干潟には,メヒルギやハマボウからなるマングローブ林が広がっており,干潟干潮帯には,カワアイCerithideopsilla djadjariensis,ウミニナBatillaria multif…
View More マングローブ干潟におけるカワアイCerithideopsilla djadjariensis のサイズ分布と他の貝との種間関係の季節変動干潟におけるウミニナの生態
鹿児島県喜入町の愛宕川河口干潟には,ウミニナBatillaria multiformis (Lischke)が生息している.ウミニナは泥中に紐状の卵鞘を産み,ベリジャー幼生が孵化するプランクトン発生である.しかし,本種の…
View More 干潟におけるウミニナの生態マングローブ干潟におけるカワアイのサイズ分布の季節変化
鹿児島県喜入町の愛宕川河口干潟には,メヒルギやハマボウからなるマングローブ林が広がっており干潟潮間帯には,ウミニナ科に属するカワアイCerithideopsilla djadjariensis,ウミニナBatillari…
View More マングローブ干潟におけるカワアイのサイズ分布の季節変化鹿児島県における 2016年 1 月寒波の植物への影響
2016 年 1 月 24 日から 25 日にかけて西日本を 寒波が襲い,鹿児島県でも各地で気温が氷点下と なった.気象庁の観測では,鹿児島市(標高 4 m) で最低気温 -5.3℃が記録された.鹿児島市の気温 が -5…
View More 鹿児島県における 2016年 1 月寒波の植物への影響鹿児島湾桜島袴腰の転石海岸におけるムラサキクルマナマコの生活史
鹿児島市桜島の袴腰海岸にはムラサキクルマ ナマコ Polycheira rufenscens (Brandt) が生息してお り,このムラサキクルマナマコのサイズ頻度分布 と性比の季節変化を 2010 年 12 月から …
View More 鹿児島湾桜島袴腰の転石海岸におけるムラサキクルマナマコの生活史鹿児島県枕崎市の陸産貝類相の生物地理学的分析
陸産貝類は,他の動物と比較すると,移動能 力が著しく低いため,狭い範囲内においても種分 化が起こりやすい.鹿児島県は南北に約 600 km の県土を有し,九州島の本土と多くの離島で形成 されている.特に離島では,本土と比…
View More 鹿児島県枕崎市の陸産貝類相の生物地理学的分析