自然保護に関して政治行政や国際関係といっ たマクロな視点による研究はこれまで希薄であっ たが,自然保護における問題要因が複雑化,多様 化しつつある昨今において,広い視野を持って課 題の解決にあたる姿勢は不可欠である.筆者…
View More 自然保護の新しい展望VOL.: Vol.36
徳之島におけるイボイモリ Tylototrion andersoni の生態とロード・キルの保全対策
イボイモリ Tylototrion andersoni (Boulenger, 1892) は奄美諸島と沖縄諸島の固有種で,一年を通して 湿潤な底質を備えた林床や草地に生息し,林内の 池沼や水溜りを利用して繁殖する両生類…
View More 徳之島におけるイボイモリ Tylototrion andersoni の生態とロード・キルの保全対策沖永良部島におけるセイタカシギの繁殖生態―九州での初記録―
セイタカシギ Himantopus himantopus(Linnaeus, 1758)はチドリ目セイタカシギ科の鳥類で,主に 旅鳥として渡来する.全長が約 40 cm,ピンク色 の細長い脚と黒色の細長い嘴が特徴である.…
View More 沖永良部島におけるセイタカシギの繁殖生態―九州での初記録―希少カニ類 2 種の種子島と屋久島における初記録
近年,南西諸島多良間島の潮上帯転石帯でヤ エヤマヒメオカガニ Epigrapsus politus,ムラサキ オカガニ Gecarcoidea lalandii,イワトビベンケイ ガニ Metasesarma obesu…
View More 希少カニ類 2 種の種子島と屋久島における初記録鹿児島県の巨木-特に大隅半島高野国有林で新たに発見された巨木群について-
植物は動物よりはるかに長寿であり,巨大に なる.寿命では植物が 5000 年に近くなるのに対 して,動物では 200 年にも満たない(鈴木, 2002).大きさでも世界最大の植物は,重さでセ コイアオスギの 1800 ト…
View More 鹿児島県の巨木-特に大隅半島高野国有林で新たに発見された巨木群について-