和歌山県串本町からのソウリュウスカシテンジクダイと マダラテンジクダイの記録

テンジクダイ科(Apogonidae)魚類は,主に沿 岸の岩礁域やサンゴ礁域に生息する小型の魚類 で,基本的に背鰭が通常 2 基あり,眼と口が大き く,体の一部に発光器をもつものもいる.活動は 種によって昼夜の区別がある…

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サクラマス類似種群 4 亜種における Cytochrome b 全域(1141 bp)解析 による 6 つの遺伝グループの生物学的特性と地理的遺伝系統 (Iwatsuki et al., 2019 の解説)

体側の赤点(あるいは朱点)の有無によって 陸封型のアマゴとヤマメは分類学的に区別されて きた(大島,1957).これらを含むサクラマス類 似種群は最近では 4 亜種(アマゴ Oncorhynchus masou ishi…

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トカラ列島初記録のオオクチイワシの成魚とシロハナハダカ(ハダカイワシ科)

ハダカイワシ科Myctophidaeは世界から少なくとも33属248種が知られており,日本国内からはこのうち23属87種が知られている(中坊,2018).2019年にトカラ列島平島において4個体のハダカイワシ科魚類が採集…

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鹿児島県薩摩半島の鹿児島湾に注ぐ小河川から得られた準絶滅危惧種ルリヨシノボリ

ヨシノボリ属Rhinogobius Gill, 1859は河川や湖沼に生息するハゼ科魚類であり,ロシアからタイとフィリピンにかけての東アジアと東南アジアに分布する(Chen and Miller, 2014).世界で約6…

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鹿児島県薩摩半島西岸から得られた国内2例目のカガヤキミゾイサキ,および過去20年間に同海域から新種・日本初記録種として記録された魚類リスト

イサキ科ミゾイサキ属Pomadasys Lacepède, 1802は背鰭起部に前向棘を欠くこと,下顎腹面の先端に2つの小孔をもち,ヒゲを欠くこと,および下顎正中線上に細長い溝をもつことによって特徴づけられ(McKay,…

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