カワラムシヒキ(またはロクロウヒラズムシ ヒキ)Lasiopogon rokuroi Hradský, 1981 はわが国 では本州の群馬県,栃木県,四国の徳島県におい て採集されている(別府,2007;Hradský,…
View More 霧島山系から得られたカワラムシヒキ(ロクロウヒラズムシヒキ)(ハエ目:ムシヒキアブ科)カテゴリー: 動物
スナガニOcypode stimpsoni Ortmannの警戒距離と警戒解除時間
スナガニ Ocypode stimpsoni Ortmann は,外洋に 面した砂浜の高潮線上部に深さ 20–30 cm の巣穴 を掘って生活する(三宅,1983).眼柄が太く, 発達した眼と脚をもつので,ヒトやシギ・チ…
View More スナガニOcypode stimpsoni Ortmannの警戒距離と警戒解除時間鹿児島の陸生ヘビ類の分布と生態
生態系の中で動物は被食者と捕食者の関係でつ ながり,食物連鎖や食物網をつくっている.ヘビ 類はその中で,二次もしくは三次消費者として重 要な位置を占めている.また環境の変化に敏感に 反応するため,その生息状況は環境の自然…
View More 鹿児島の陸生ヘビ類の分布と生態桜島産後鰓類および二枚貝類の現況調査
桜島は鹿児島県鹿児島市にある活火山で, 現在も活発な活動を続けている.桜島の海岸系に は溶岩に由来する転石海岸や扇状地由来の海岸が みられる.過去の研究おいて稲留・山本(2005) のように,溶岩の流出年代の違いやこれに…
View More 桜島産後鰓類および二枚貝類の現況調査大隅諸島における汽水および淡水産貝類相
大隅諸島は南西諸島北部に位置する島嶼群 である.大隅諸島の軟体動物相について,陸産貝 類に関する研究は比較的多く行われているが,汽 水および淡水産貝類の研究に関してはほとんどな く,基本的な貝類相についての報告すらない状…
View More 大隅諸島における汽水および淡水産貝類相鹿児島県南薩地域の海産固着性貝類・付着性貝類の分布
鹿児島県の南薩地域は九州の南西端にあた り,その海岸線の多くは岩礁帯から成り立ってい る.そのため多くの種類の海産固着性貝類・付着 性貝類が生息することが予想されるが,その分布 についての詳しい研究はほとんど行われていな…
View More 鹿児島県南薩地域の海産固着性貝類・付着性貝類の分布桜島袴腰海岸潮間帯における肉食性巻貝類5 種の生活史と生態
シマベッコウバイ Japeuthria cingulate (Reeve, 1847),シマレイシダマシMarula musiva (Kiener, 1834),イボニシThais clavigera (Kuster, …
View More 桜島袴腰海岸潮間帯における肉食性巻貝類5 種の生活史と生態桜島における多板綱および腹足綱の分布と多様性
これまでに桜島では,玉井・冨山(2001), 野中ほか(2002),竹ノ内・冨山(2003)などによっ て特定の地点で特定の種のみに限定した研究は数 多く行われてきた.しかし桜島の周囲の海岸全体 を対象とした,生物群の現…
View More 桜島における多板綱および腹足綱の分布と多様性鹿児島市喜入町の河口干潟におけるアラムシロガイの生活史
ア ラ ム シ ロ ガ イ Nassarius festiva (Powys, 1833) は北海道南部以南の内湾潮間帯の干潟に生 息する腐肉食性の巻貝である.殻表の粗いむしろ 目状の模様が特徴で吸腔目 Sorbeoco…
View More 鹿児島市喜入町の河口干潟におけるアラムシロガイの生活史2011 年鹿児島市周辺における 8 種のセミの発生消長
セミは半翅目Hemiptera 頸吻亜目セミ型下目の セミ上科Cicadoidea に属す昆虫の総称である. 2011 年現在,日本では35 種のセミの生息が確認 されており,そのうち鹿児島県内では15 種,県 本土では…
View More 2011 年鹿児島市周辺における 8 種のセミの発生消長