鹿児島県喜入町のマングローブ干潟におけるヘナタリCerithidea cingulata (Gmelin, 1791) の生活史とω指数に基づく種間関係の分析

ヘナタリCerithdea cingulata (Gmelin, 1790)は,潮間帯や内湾の干潟などの汽水域に生息する巻貝である.本研究では,ヘナタリのサイズ頻度分布の季節変化を調査し,生活史を明らかにすることを目的と…

View More 鹿児島県喜入町のマングローブ干潟におけるヘナタリCerithidea cingulata (Gmelin, 1791) の生活史とω指数に基づく種間関係の分析

フトヘナタリ Cerithidea rhizophorarum の生態学的研究:異なる環境下における同種の個体群間比較とω指数に基づく種間関係の分析

フトヘナタリCerithidea rhizophorarum (A. Adams, 1855)は,東北地方以南,西太平洋各地に分布するフトヘナタリ科に属する雌雄異体の巻貝であり,アシ原やマングローブ林の干潟泥上に生息して…

View More フトヘナタリ Cerithidea rhizophorarum の生態学的研究:異なる環境下における同種の個体群間比較とω指数に基づく種間関係の分析

桜島の火山溶岩の転石海岸におけるカヤノミカニモリClypeomorus bifasciata (G. B. Sowerby II, 1855) の生活史

鹿児島県の桜島にある溶岩性転石海岸である袴腰海岸には,複数の肉食貝類が生息している.そのなかでもカヤノミカニモリClypeomorus bifasciataは普通に見られる種であるが研究対象とされた例が無く,その生態はほ…

View More 桜島の火山溶岩の転石海岸におけるカヤノミカニモリClypeomorus bifasciata (G. B. Sowerby II, 1855) の生活史

マングローブ干潟におけるヘナタリCerithdea cingulate (Gmelin, 1790) のサイズ頻度分布の季節変化とω指数に基づく他種との共存関係

ヘナタリCerithdea cingulata (Gmelin.1790)は,フトヘナタリ科に属する巻貝で,内湾の干潮帯に生息する.そのヘナタリにおける季節のサイズ分布を研究した.ヘナタリの殻高は20–30 mmで,殻の…

View More マングローブ干潟におけるヘナタリCerithdea cingulate (Gmelin, 1790) のサイズ頻度分布の季節変化とω指数に基づく他種との共存関係

鹿児島市伍位野川におけるマーキング法によるイシマキガイClithon retropictusの生態の研究

イシマキガイClithon retropictusは,本州中部以南の淡水,汽水に生息する卵生の腹足類である.イシマキガイは,藻食性の傾向が強く,また,岩に吸着する能力が高いため,藻類の多い河川の瀬の岩場に多く見られる.鹿…

View More 鹿児島市伍位野川におけるマーキング法によるイシマキガイClithon retropictusの生態の研究

マングローブ干潟におけるカワアイCerithideopsilla djadjariensis のサイズ分布と他の貝との種間関係の季節変動

鹿児島県喜入町の愛宕川河口干潟には,メヒルギやハマボウからなるマングローブ林が広がっており,干潟干潮帯には,カワアイCerithideopsilla djadjariensis,ウミニナBatillaria multif…

View More マングローブ干潟におけるカワアイCerithideopsilla djadjariensis のサイズ分布と他の貝との種間関係の季節変動