シャチブリ科は三大洋の深海域に広く分布し,日本国内からはシログチシャチブリAteleopus edentatus Kaga, 2016,シャチブリAteleopus japonicus Bleeker, 1853(ムラサ…
View More 鹿児島県から得られたシャチブリ科の稀種ヒョウモンシャチブリ著者: 本村浩之
薩摩半島南西沖から得られた東シナ海3 例目のマルカワカジカ
トリカジカ科マルカワカジカ属Marukawichthys Sakamoto, 1931は前鰓蓋棘が5本,胸鰭下部の遊離軟条が4本 ,腹鰭が1棘4軟条であることなどの形態的特徴をもち(Sakamoto, 1931; Yab…
View More 薩摩半島南西沖から得られた東シナ海3 例目のマルカワカジカ笠沙町沖から得られた薩摩半島初記録のニシン科魚類ミズン
ミズンHerklotsichthys quadrimaculatus (Rüppell, 1837)はアフリカ東岸からサモア,および南日本にかけてのインド・西太平洋の広域に分布するニシン科魚類の1種である(Whitehe…
View More 笠沙町沖から得られた薩摩半島初記録のニシン科魚類ミズン鹿児島県薩摩半島南岸から得られたミナミサルハゼとカマヒレマツゲハゼの記録 (ハゼ科:サルハゼ属) および両種の生息環境に関する新知見
ハゼ科ゴビオネルス亜科サルハゼ属Oxyurichthys Bleeker, 1857は先端が二叉した幅広い第3神経棘をもつ,頭部の前眼肩甲管に開孔A’,B,C,D(S),F,H’がある,および上顎の歯列が一列であること[…
View More 鹿児島県薩摩半島南岸から得られたミナミサルハゼとカマヒレマツゲハゼの記録 (ハゼ科:サルハゼ属) および両種の生息環境に関する新知見九州沿岸, 種子島, および沖永良部島から初めて記録されたチブルネッタイフサカサゴ
フサカサゴ科ネッタイフサカサゴ属Parascorpaena Bleeker, 1876はインド・太平洋に広く分布する底生性魚類であり,涙骨後方棘が前下方を向く,体側が円鱗で覆われるなどの形態的特徴をもつ(Motomura…
View More 九州沿岸, 種子島, および沖永良部島から初めて記録されたチブルネッタイフサカサゴ薩摩半島西岸から得られた北限記録のオオフエフキ
フエフキダイ科は美味であることから刺網,追い込み網,延縄,および一本釣りなどの漁法で盛んに漁獲され,食用とされる水産上重要分類群である(佐藤,1984).本科魚類は5属44有効種が認められており(Nelson, 2006…
View More 薩摩半島西岸から得られた北限記録のオオフエフキ鹿児島県薩摩半島西岸から得られた九州沿岸初記録のタカマユウツボ
ウツボ科タカマユウツボ属Anarchias Jordan and Starks, 1906は,背鰭と臀鰭が尾端部に限られる,眼上管の開口部が後鼻孔と隣接するなどの形質によって特徴づけられ(Böhlke et al., 1…
View More 鹿児島県薩摩半島西岸から得られた九州沿岸初記録のタカマユウツボ大隅半島東岸の内之浦湾から得られたキビレヒイラギ (スズキ目: ヒイラギ科)
ヒイラギ科魚類Leiognathidaeは筒状に突出する口をもつことが特徴で(Woodland et al., 2001),日本近海から15種が知られている(瀬能,2013; Miki et al., 2017).宮崎県…
View More 大隅半島東岸の内之浦湾から得られたキビレヒイラギ (スズキ目: ヒイラギ科)鹿児島県薩摩半島西岸から得られた九州初記録のハゼ亜目魚類8 種
ハゼ亜目魚類はツバサハゼ科,ドンコ科,カワアナゴ科,ヤナギハゼ科,ハゼ科,スナハゼ科,オオメワラスボ科,クロユリハゼ科,およびシラスウオ科の9科を含み(明仁ほか,2013),主に小型魚類で構成されるグループである. 鹿児…
View More 鹿児島県薩摩半島西岸から得られた九州初記録のハゼ亜目魚類8 種鹿児島県南さつま市における2018–2019 年の魚類相調査で得られた九州沿岸初記録の魚類9 種
鹿児島県薩摩半島西岸に位置する南さつま市において2018年12月から2019年4月の期間で計3回(2018年12月16–18日,2019年3月4–6日,および2019年4月14日)の魚類相調査が行われた.この調査では釣り…
View More 鹿児島県南さつま市における2018–2019 年の魚類相調査で得られた九州沿岸初記録の魚類9 種