チュウゴクスジエビPalaemon sinensis (Sollaud, 1911) は中国からシベリアに自然分布するスジエビ属Palaemon Weber, 1795 のコエビ類であり,近年では日本国内に定着が確認され…
View More 川内川から得られた鹿児島県初記録の外来種チュウゴクスジエビ(十脚目:コエビ下目:テナガエビ科)著者: 古𣘺龍星
水中写真に基づくイッポンテグリ ( ネズッポ科:イッポンテグリ属 ) の屋久島からの初記録
ネズッポ科イッポンテグリ属(Callionymidae: Dactylopus)は世界でイッポンテグリ Dactylopus dactylopus (Valenciennes, 1837) と Dactylopus ku…
View More 水中写真に基づくイッポンテグリ ( ネズッポ科:イッポンテグリ属 ) の屋久島からの初記録鹿児島県薩摩半島の鹿児島湾に注ぐ小河川から得られた準絶滅危惧種ルリヨシノボリ
ヨシノボリ属Rhinogobius Gill, 1859は河川や湖沼に生息するハゼ科魚類であり,ロシアからタイとフィリピンにかけての東アジアと東南アジアに分布する(Chen and Miller, 2014).世界で約6…
View More 鹿児島県薩摩半島の鹿児島湾に注ぐ小河川から得られた準絶滅危惧種ルリヨシノボリ種子島初記録の準絶滅危惧ハゼ科魚類ヒゲワラスボ
ヒゲワラスボTrypauchenopsis intermedia Vols, 1903は体が無鱗で細長い,背鰭が1基で基底が長い,背鰭と臀鰭の鰭膜が尾鰭と連続する,頭部全体にひげをもつなどの特徴をもち(Shibukawa…
View More 種子島初記録の準絶滅危惧ハゼ科魚類ヒゲワラスボ鹿児島県薩摩半島南岸から得られた魚類4種の記録
近年,鹿児島県薩摩半島沿岸から鹿児島県本土初記録または九州沿岸初記録となる魚類が次々と報告されており(例えば森下・本村2019;萬代ほか,2019;上城ほか,2019;藤原・本村,2019;藤原ほか,2019;古𣘺ほか,…
View More 鹿児島県薩摩半島南岸から得られた魚類4種の記録鹿児島湾初記録のミミズハゼ属3種(キマイラミミズハゼ・ヤリミミズハゼ・ナガミミズハゼ)
ハゼ科ミミズハゼ属Luciogobius Gill, 1859は,体が前後方向に著しく延長し,それに伴い脊椎骨数が多いこと,体が無鱗であること,および第1背鰭とその担鰭骨を欠くことなどの形態的特徴をもつ間隙環境に適応した…
View More 鹿児島湾初記録のミミズハゼ属3種(キマイラミミズハゼ・ヤリミミズハゼ・ナガミミズハゼ)徳之島初記録のナンヨウボウズハゼ
ハゼ科ナンヨウボウズハゼ属Stiphodon Weber, 1895は両側回遊の生活史を送る小型の陸水性魚類であり(Maeda, 2013;前田,2018),吻が丸く,口が下位であること,上顎に櫛状の3尖頭の歯列があるこ…
View More 徳之島初記録のナンヨウボウズハゼ鹿児島県北西部の川内川水系における定着が確認された国内外来魚 2 種 (ハスとギギ) の標本に基づく記録
外来種とは自らの能力ではなく人為的に自然分布域から分布域外へ移動させられた生物のことを指し,特に国内に分布する生物がその生物の国内の分布域外へ人為的に移動させられた生物のことを国内外来種という(松沢・瀬能,2008;瀬能…
View More 鹿児島県北西部の川内川水系における定着が確認された国内外来魚 2 種 (ハスとギギ) の標本に基づく記録鹿児島県薩摩半島南岸から得られたミナミサルハゼとカマヒレマツゲハゼの記録 (ハゼ科:サルハゼ属) および両種の生息環境に関する新知見
ハゼ科ゴビオネルス亜科サルハゼ属Oxyurichthys Bleeker, 1857は先端が二叉した幅広い第3神経棘をもつ,頭部の前眼肩甲管に開孔A’,B,C,D(S),F,H’がある,および上顎の歯列が一列であること[…
View More 鹿児島県薩摩半島南岸から得られたミナミサルハゼとカマヒレマツゲハゼの記録 (ハゼ科:サルハゼ属) および両種の生息環境に関する新知見九州沿岸, 種子島, および沖永良部島から初めて記録されたチブルネッタイフサカサゴ
フサカサゴ科ネッタイフサカサゴ属Parascorpaena Bleeker, 1876はインド・太平洋に広く分布する底生性魚類であり,涙骨後方棘が前下方を向く,体側が円鱗で覆われるなどの形態的特徴をもつ(Motomura…
View More 九州沿岸, 種子島, および沖永良部島から初めて記録されたチブルネッタイフサカサゴ