ヒメジ科ヒメジ属Upeneusは,背鰭棘数が7–8であること,鋤骨と口蓋骨に絨毛状歯をもつこと,第2背鰭と臀鰭の基底部に小鱗をもつこと,吻長が眼後長より短いかほぼ等しいこと,および尾鰭に斜線があるか側線に沿う縦帯があるこ…
View More 鹿児島県本土と大隅諸島から初めて記録されたヒメジ科魚類ヨスジヒメジ著者: 伊東正英
薩摩半島から得られた鹿児島県初記録のクロタチカマス科魚類フウライカマス
スズキ目クロタチカマス科のフウライカマスNealotus tripes Johnson, 1865は世界中の暖海に広く分布する.一般的に体長15 cm程度,最大でも25 cmの小型種であり,ハダカイワシ科魚類などの小型魚…
View More 薩摩半島から得られた鹿児島県初記録のクロタチカマス科魚類フウライカマス鹿児島県から得られたイサキ科魚類ヒレグロコショウダイの記録
イサキ科コショウダイ属Plectorhinchusは,背鰭棘を11本以上そなえ,背鰭軟条数が14–22であること,側線上方横列鱗数が10–17であることなどによって特徴づけられる(McKay, 2001).本属魚類は日本…
View More 鹿児島県から得られたイサキ科魚類ヒレグロコショウダイの記録鹿児島県から得られたコバンザメ科魚類シロコバン
コバンザメ科魚類は世界に8種が知られ(Strasburg, 1964; Lachner, 1973, 1986),これらのうち,Echeneis neucratoides Zuiew, 1789を除く7種が日本近海から記…
View More 鹿児島県から得られたコバンザメ科魚類シロコバン薩摩半島西岸から得られたエビスシイラ
シイラ科魚類は,世界でエビスシイラCoryphaena equiselis Linnaeus, 1758とシイラC. hippurus Linnaeus, 1758の2種が知られ(Gibbs and Collette, …
View More 薩摩半島西岸から得られたエビスシイラ鹿児島県から採集された準絶滅危惧種ハナザメのアルビノ
アルビノはチロシナーゼの欠損を起こす変異遺伝子により,チロシンからのメラニン形成が行われない先天的な遺伝子疾患(アルビニズム)がある個体のことである(巌佐ほか,2013).アルビノは多くの生物で確認されており,メラニンの…
View More 鹿児島県から採集された準絶滅危惧種ハナザメのアルビノ九州沿岸から初めて得られたフグ科魚類オキナワフグ
オキナワフグ Chelonodon patoca (Hamilton, 1822) はインド・太平洋に広く分布するフグ科魚類であ る(Matsuura, 2002;山田・柳下,2013).本種は 筋肉,肝臓,および生殖巣…
View More 九州沿岸から初めて得られたフグ科魚類オキナワフグ鹿児島県薩摩半島から得られたイソギンポ科オボロゲタテガミカエルウオ
イソギンポ科タテガミカエルウオ属 Cirripectes はインド・西太平洋から 23 種が知られている (Williams, 1988, 1993, 2009).日本国内からは 8 種が知られており(藍澤,2013),…
View More 鹿児島県薩摩半島から得られたイソギンポ科オボロゲタテガミカエルウオ鹿児島県から得られたエボシダイ科魚類エボシダイ
エボシダイ科魚類は鋤骨,口蓋骨および基鰓 骨に細かな歯を有すること,尾柄部が側扁し側面 に隆起を欠き,尾柄高が体長の 5% 以上であるこ と,背鰭と臀鰭の軟条数はともに 15 以上である こと,体側鱗が円鱗であることなど…
View More 鹿児島県から得られたエボシダイ科魚類エボシダイ鹿児島県から得られたイサキ科魚類 2 種:オシャレコショウダイおよびエリアカコショウダイ
イサキ科コショウダイ属魚類 Plectorhinchus は 日 本 近 海 か ら は ダ イ ダ イ コ シ ョ ウ ダ イ P. albovittatus (Rüppell, 1838),チョウチョウコショ ウ ダ…
View More 鹿児島県から得られたイサキ科魚類 2 種:オシャレコショウダイおよびエリアカコショウダイ