住用マングローブ林におけるアマオブネガイ科貝類の分布

アマオブネガイ科貝類は,軟体動物門腹足綱アマオブネガイ目に分類され,日本では8属50種が報告されている.環境省のRDB評価では,アマオブネガイ科貝類の18種が絶滅危惧Ⅱ類や準絶滅危惧に指定されている.海岸域(岩礁—干潟の…

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薩摩半島西岸から得られた鹿児島県初記録のホシヨウジと九州沿岸初記録のホソウミヤッコ (ヨウジウオ科 : ウミヤッコ属)

ヨウジウオ科ウミヤッコ属Halicampusは,躯幹輪数が13–18,総体輪数が39–56,背鰭軟条数が16–26,胸鰭軟条数が10–20,躯幹部と尾部の上隆起線が不連続,および躯幹部中央隆起線と尾部下隆起線が連続するこ…

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鹿児島県いちき串木野市大里川河口干潟におけるウミニナのサイズ組成および微細内部成長線分析

本研究では,鹿児島県いちき串木野市大里川河口干潟に生息する腹足類,ウミニナBatillaria multiformisにおけるサイズ頻度分布および性比の季節変化を調査し,生活史を明らかにすることを試みた.さらに,貝殻内部…

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鹿児島湾喜入マングロ-ブ干潟において防災設備事業により破壊された巻貝類の生態回復

鹿児島湾喜入町愛宕川支流の河口に位置する喜入干潟は,太平洋域における野生のマングロ-ブ林の北限地とされ,腹足類や二枚貝をはじめ多くの底生生物が生息している.しかし,2010年から道路設備事業の工事が始まり,喜入干潟の一部…

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